第1章 1 〔中心地区も水浸し〕
項目 | 詳細 |
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表題 | 〔中心地区も水浸し〕 |
作成年月日 | 1950/09/03~ |
作成者(差出人) | |
受取人 | |
出所 | 溝口重夫氏 |
出所番号 | 304 |
受入番号 | 107 |
資料番号 | 34 |
書籍版掲載番号 | 書籍9 |
内容 | 冠水した西淀川を徒歩や車で移動する人々の写真。3と同じ場所からの撮影か。 |
これも同じくジェーン台風によって引き起こされた国道2号線の洪水を写したもの。前々ページ上段とほぼ同じ場所にあたる。
1926年国道完成。当時まだ農地が広がるゆったりした風景だったものが区劃整理の進展とともに、中堅的な規模の町工場が立ち並ぶ工場地帯へと化すのはまさに一直線であった。道路は、水路に代り輸送の中心となっていた。トラックを中心とする運送用自動車の本格的な利用が増大していた。朝鮮戦争による「特需」がそれに輪をかけていた。
現在は区役所・図書館・郵便局さらには多くの都市銀行などの金融機関の建物、事業所などが立ち並ぶ。西淀川区の中心地区である。