第1章 1 関西電力尼崎第1発電所の操業風景【検甲第14号証36】

項目詳細
表題関西電力尼崎第1発電所の操業風景【検甲第14号証36】
作成年月日1964/3/2
作成者(差出人)
受取人
出所西淀川公害訴訟弁護団訴訟記録検甲号証(2)
出所番号210
受入番号151
資料番号36
書籍版掲載番号書籍13
内容1960年代前半の西淀川地区を含む阪神間の大気汚染状況を空撮した写真。被告企業によるばい煙の発生やその流れ方を捉えており、因果関係の証拠として申請された資料(「毎日新聞」1988年2月26日記事・西淀川公害訴訟弁護団資料、№8627より)

原告が裁判所に提出した写真。写真は北方から南方を見た関西電力尼崎第1発電所の操業風景。この発電所は、1930年代の創業時にはわが国を代表する火力発電所で、以来、この時期まで石炭を燃焼源としていた。1960年代に入っても、大きな石炭堆積場に海上の船舶から燃料を日夜陸揚げしていた様子が窺える。ちなみに第2発電所も、また石油専焼ということで期待された第3発電所も煙の向こうにある。