「公害の経験から学び、未来を創る市民を育てる」
あおぞら財団

カプセルを使った大気汚染測定(空気のよごれ調べ)

                   

「NO2簡易測定カプセル」を24時間設置することで測定地点の大気汚染状況を調べることができます。さらに二酸化窒素濃度マップを作成することを通して、対象地域の現在の汚染状況や今後の対策について考えます。

 

内容・流れ

◆1日目(カプセルの取り付け、とりはずしは各自の宿題にしても可)
1.測定する所を決める
・おすすめは普段通る道や交差点、よく遊ぶ公園など。
・火が燃えている近くや室外機の近くはさけてください。

2.二酸化窒素測定カプセルを取り付ける
①カプセルの青いキャップをはずす
カプセル

②地面から1.5メートルの位置に白いキャップを上にして取り付ける
カプセルとりつけ1

◆2日目
3.24時間後にカプセルを取り外して青いキャップをはめる
4.カプセルにザルツマン試薬をいれて15分程度おく。色がかわったらエコアナライザーで図る。
P1070433

5.調査結果を紙や地図などにまとめ発表する。
DSCN3942

用意するもの

・エコアナライザー(貸出ています)
・ザルツマン試薬
・測定用のカプセル
・スポイト
・測定結果用紙(参考例(ダウンロードできます)ワードファイルです)
・測定場所の大きな地図(任意)
・丸いシール(赤、黄、緑、青の4色)(任意)

実施の様子

大学生が教える空気の汚れ調べ(2010年8月 大阪経済大学遠州ゼミが小学生向けプログラムとして実施)
空気のよごれをしらべてみよう(2013年12月 あおぞら財団主催の子ども向けイベントとして実施)
「大阪の大気汚染公害の歴史と空気測定」の授業(2020年10月 築港中学校独自の「海遊館部」の活動として実施)

費用

要相談(カプセル代や試薬代、講師代などがかかります。)