小学校5年を対象とした授業案です。
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学習の狙い
・産業の発展などにともなって引き起こされた公害のうち、大阪市西淀川区の大気汚染公害を中心に学ぶ。
・公害の原因、人や自然への影響、公害を防止するための人びとの努力や取り組みなどを学び、被害者の想いを考えることを通し、公害を再び起こさないために、自然環境を守ることの大切さをとらえる。
*関連するテーマ:四大公害、太平洋ベルト
対象
小学校高学年以上
ステップ1 西淀川公害の発生
ねらい:1960年代当時の大気汚染の様子や原因について理解できるようにする。
ステップ2 大気汚染公害の被害
ねらい:公害病患者の人生から被害の状況や想いを理解する。
A 西淀川公害病患者の語り部のお話を聞く
B ワークシート 「公害病患者さんのお話」を読んで
(*語り部さんを呼ぶことができない場合)
ステップ3 公害の解決に向けた努力
ねらい:公害対策がどのように進んだか、西淀川公害裁判の概要と現在の対策について学ぶ。
オプション わたしたちのまちの空気の状態を調べてみよう
ねらい:車の排気ガスなどから多く発生する二酸化窒素濃度を測定し、まちの大気の現状を調べる。
お問い合わせは、あおぞら財団へ
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