「公害の経験から学び、未来を創る市民を育てる」
あおぞら財団

西淀川フィールドワーク・団体研修

                   

あおぞら財団ではESD(持続可能な開発のための教育)の視点から、未来を考えるために対話的な学びの場をコーディネートします。 研修に関するお問い合わせにつきましては、メール、ファックス、お電話などでお問い合わせください。

お申込み用紙 :申し込みフォーム pdf形式 excel形式
電子メール : webmaster[at]aozora.or.jp ([at]を@に変えてください)
Fax : 06-6478-5885


※お問い合わせいただいた内容を確認・検討の上、ご回答させていただきます。
講師依頼受付後、2~3日でご回答させていただきますので、もしご連絡がない場合はお問合せください。

西淀川で学べるテーマ
大気汚染
・地盤沈下
防災
気候変動(クリックすると関連する教材が表示されます)

大気汚染公害と地域づくりを学ぶフィールドワーク例

基本コース:半日、1日間、2日間、3日間

時間
内 容
半日
・西淀川公害説明(エコミューズ)
・公害患者さんの語り部(エコミューズ)
フィールドワーク30分程度(大野川緑陰道路、歌島橋交差点周辺)
・グループワーク、感想共有(エコミューズ)
1日間
・西淀川公害説明(エコミューズ)
・公害患者さんの語り部(エコミューズ)
フィールドワーク2時間程度(阪神出来島駅、国道43号、出来島小学校周辺、千北診療所、あおぞら苑、大野川緑陰道路)
・グループワーク、感想共有(エコミューズ)
2日間
・西淀川公害説明(エコミューズ)
・公害患者さんの語り部(エコミューズ)
バスによるフィールドワーク1日(国道43号、尼崎の工場群、千北診療所、あおぞら苑、大野川緑陰道路)
※国道43号にて国土交通省大阪国道事務所からの説明やあおぞら苑でのヒアリングを含む
・西淀川地域への提案を考えるグループワーク、感想共有(エコミューズ)
3日間
・西淀川公害説明(エコミューズ)
・公害患者さんの語り部(エコミューズ)
バスによるフィールドワーク1日(国道43号、尼崎の工場群、千北診療所、あおぞら苑、大野川緑陰道路)
※国道43号にて国土交通省大阪国道事務所からの説明やあおぞら苑でのヒアリングを含む
企業の見学(大阪ガス、新日鉄住金、関西電力、神戸製鋼など)
行政の環境センターの見学(大気汚染測定と環境基準について学ぶ)
弁護士から公害裁判のお話し(エコミューズ)
・西淀川地域への提案を考えるグループワーク、感想共有(エコミューズ)

※テーマや日数など、ご希望に応じた組み合わせが可能です。

参加者の感想
  • 地盤沈下について研究していますが、現場をみて想像以上でした。現地を実際に見て学ぶことの大事さを感じます。(大学教員)
  • 庶務・予算系の業務では、なかなか現場を見る機会はないため、普段資料等で見ている施策や事業の一部を(実際に現地で)見ることができ、今後の業務でのモチベーションに繋がりました。(行政職員)
  • 住宅地と工業地帯とがあんなにも密接しているとは知らず、公害への意識が現在と大きく異なっていたことが印象に残りました。(大学生)
  • 座学の中でもインプット・アウトプットを行う場面が多く、個人、グループ、グループ別での意見を聞く機会があり、多くのことを学べた。(医療従事者)
  • 講義や患者様の体験談を聞いて、公害の歴史が学べ、外来・入院で来られる患者様についてや、地域の課題・特徴への理解が深まった(病院職員)
  • 遠い昔の話と思っていたが、語り部さんから話を伺うことで、身近な話だと感じることができた。患者一人一人の背景があることを忘れてはいけないと改めて思った。(看護師)
  • いろいろな職種、いろいろな場所で働く人をグループワークで学びをできたことが良い経験になった(新入職員研修)
  • 他の職種の方々と討論したり、コミュニケーションをとって横のつながりがつくれることが印象に残りました。医療以外の講義を聞けたり、体験できることもあり良かったです(薬剤師)
  • 「ロールプレイ あなたのまちで公害が起きたら」では、住民が役所へ期待することや、同じ地区に住む住民同士でも立場の違いによって、一つの合意形成に至ることの難しさを体感することができました。簡単には合意形成に至ることができないことを痛感したため、「コミュニケーション」のための「聞く力」は今後も養っていきたいと感じました。(行政職員)

*プログラム料
〔1時間10,000円(税別)×滞在時間〕(ガイドは2人同行します)
※参加者が30人以上の場合はガイドが3人同行となり、〔15,000円(税別)×滞在時間〕となります。
※受け入れ時間と人数に応じてご相談にのります。まずはご相談ください。

フィールドワークで大切にしている3つのこと
環境・貧困・人権・平和・開発などの地球規模の課題解決のため国際的に合意された「持続可能な開発目標(SDGs)」。未来に向けてどう目標を達成するか、考えます。
西淀川公害裁判は「地域再生」で和解をした最初の裁判です。公害被害を改善するため声を挙げ、調査や規制、救済を求めて対話を作り出した市民の経験から学びます。
時代背景や立場の違いで物事の見え方は異なります。様々な利害関係者(ステークホルダー)の意見を聞いたり、ワークショップを取り入れたプログラムで学びを深めます。
フィールドワーク関係の資料
西淀川フィールドワークマップ 西淀川公害を考える 西淀川公害から考える
500円

大阪の大気汚染から学ぶ 西淀川 フィールドワーク・プログラムのご案内
無料配布 PDF版はこちらからどうぞ。

※その他、会員割引で書籍・資料の割引があります。(2割引)

研修受入実績

研修の受入実績はこちらをご覧ください。

研修の受入の様子は、あおぞら財団のブログ #視察受入 にて報告していますので、ご覧ください。