第7回緑陰道路サロン:もっとふれ合おう江戸時代の西淀川に
9月12日(土)第7回緑陰道路サロンが開催され、会場のエコミューズには20人もの参加者が集まりました。
今回のテーマは「もっとふれ合おう江戸時代の西淀川に」
まずは、「西淀川に残る昔の足跡」として、区内を流れる神崎川に焦点を当てたお話が、田村献治先生(元姫里小学校教諭)よりありました。
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次に、「池永家の古文書 解読と解説」が小田康徳先生(大阪電気通信大学教授・エコミューズ館長)よりありました。
今回の内容は、中島大水道の管理について書いた古文書です。中島大水道の流路の一部が大野川緑陰道路にもなっています。
中島大水道は江戸時代の農民自身の手で掘った農業用の排水路で、管理も農民によりされており、古文書も農民が書いたものです。
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古文書には年貢の納め方や管理の様子が図なども交えてかかれており、小田先生の解説によって当時の農民の高い組織力や学力を知ることができました。
記:小平