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西淀川区役所でCOPD・肺年齢チェックを実施しました(7/23)

西淀川区役所と連携して、7月23日に行われた「がん検診・特定健康診査」にて、あおぞら財団はブースを設置し、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見への取り組みとして肺年齢測定やパンフレットの配布を行いました。

今回は、理学療法士・辻先生(北野病院)にご協力いただき、スパイロメーターという精密機器を使った測定も実施しました。

あおぞら財団では2016年から、西淀川区役所で実施している「がん検診・特定健康診査」において肺年齢測定を実施しています(コロナ禍中は休止)。

今回は、35名の方に測定いただいてその内、27名(77%)の方が初めてとのこと。

肺年齢測定は、たばこの煙や大気汚染に含まれる有害物質によって引き起こされるCOPDの認知度向上と早期発見を目的に行っています。

今回の結果では、35名中4名の方が「実年齢より肺年齢が10歳以上高い」という判定になりました。また、呼吸リハビリテーションについて知らない方が88%となっていました。呼吸リハビリとは、運動療法・呼吸法・排痰法・栄養指導などを組み合わせ、患者さんの生活の質(QOL)を高めるための取り組みです。

今回の肺年齢測定を通じて、多くの方にCOPDに関しての理解を深めてもらいました。


次は、9月15日(月・祝)に区役所にて開催される【がん検診】にて、肺年齢測を行います。

喫煙中の方、過去に喫煙していた方、息切れや呼吸のしづらさが気になる方は、ぜひお立ち寄りください。

理学療法士によるスパイロメーターを使った検査と説明

ハイチェッカーで簡易検査!

(アルバイト 王)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2025/08/13(水) 11:39

人形劇とかるたで防災を学ぶ! 第3回にしよど防災かるた大会開催(8/6)

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

8月6日(水)に「第3回にしよど防災かるた大会」を西淀川区役所で開催しました。
参加者は62人‼️過去最高でした😳
今回は始めに
人形劇「カンカン塔のみはりばん」を鑑賞。
村の安全を見守る「カンカン塔」で見張り番を務めるうさぎの親子が、 火事・大雨・オオカミの襲来などをさまざまな音の合図で村人に伝えます。 音の意味を考え
て行動することの大切さを学べるお話で子どもたちもかなり楽しんでいました。


その後は「防災かるた大会」
いつもは2回戦ですが今回は1回戦勝負とあってみんな必死!
札の取り合いで涙する子もいました。
今回は低学年、高学年で表彰を分けてみました。
高学年の1位は3人!
3年連続1位の女子は読み札を完全に覚えている強者!
でも、今年度で小学校卒業なので防災かるた大会も最後でした。
低学年は3位が2人
いつもは賞をもらいにくい低学年にも賞状を渡せて良かったです。
表彰の後は参加賞とバルーンアートをプレゼント。
区役所防災安全課の方が用意してくれた災害時のトイレなどを見てもらい終了しました。
暑さの厳しい日でしたが、体調を崩される方などおらず良かったです。
参加された方、運営をお手伝い頂いた方、暑い中本当にありがとうございました!

奥に災害時にトイレになるテント、手前に防災グッズが並んでいます

災害用のトイレや防災備品の展示も行い、かるた大気の後に見てもらいました!

第3回にしよど防災かるた大会 概要
・日時:2025年8月6日(水)13:00〜15:00(受付開始:12:30)
・会場:西淀川区役所 5階 会議室
・対象:西淀川区在住の小学生とその保護者
・参加費:無料
・内容 人形劇『カンカン塔のみはりばん』(TOA(株))、「にしよどおやこぼうさいかるた」を用いたかるた
・主催:にしよど親子防災部(事務局:あおぞら財団)
・共催:西淀川区役所
・協力:NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる、大阪防災企画

※大阪市ボランティア活動振興基金を受けて実施しました。

エコミューズ館長日記No.33

参議院選挙の余韻いまだ収まらぬうちにあおぞら財団へ行く。先日来、整理を終えた序言をはじめとする本文の前付け、および後付けに付属する文章を手入れしたデータをコウタくんに渡し、共有した。ほぼ終了したと見てもよいのだが、略年表のみ途中までのものにとどまっている。それから資料本文の校訂作業についてコウタくんに尋ねた。ほぼ準備ができていると判断できたので、最終的な手入れをやってもらうことに決めた。資料本文のなかに出てくる数字表記や、NOx、SO₂とかいった表記をどうするか、基本原則を定めて、それで上手くいくかどうか現物で確認した。そんなに難しい問題はなかったように思うので、翻刻文の校訂作業はコウタくんとミナコさんの二人に一任することにして、どうにも判断がつかないところだけ、相談することにした。コウタくんは漢字の使い方など一家言を持っていることがわかって、その方面の話をいろいろとやった。久しぶりに楽しい時間だった。

 

それで、自分は略年表の作成途中であるのをそのまま引き続いて作成することにして、パソコンを使いはじめた。10件ほど作業が進捗したところで「何か変だな」と気が付いて、よくよく点検してみると、打ち込んだはずのデータが消えている。それを知らないで、新規に数件のデータを打ち込んでいることも判明した。どうも知らぬうちに楽園の時間を過ごしていたようだ。いくら探してもどこにも元のデータが見当たらないので、仕方なくもう一度いちから作り直すこととした。若い頃はこんなことはなかったんだが、歳をとることはいやなことだと思ってしまった。開票後、比較第一党の責任という人が出てきたようだが、自分といっしょの症状が出ているのかなと、、、思うか、思わなかったか……。それは秘密。

 

校訂原稿

2025.07.23 小田康徳

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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。

【ご寄附のお願い】「西淀川公害がわかる資料集」のための寄附を募集しています。どうぞみなさまの寄附でこの活動を支えていただきますようお願いいたします。
■寄附の方法はこちら https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner

※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。

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【参加募集】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会のお知らせ(9/20)

秋の探鳥会のご案内です。

まだ夏の名残が感じられる9月。
さわやかな朝の空気の中で、野鳥たちの姿を探しに出かけませんか?

干潟や沼地を好むシギやチドリなど、この時期ならではの渡り鳥たちに出会えるチャンス!
小さなお子さんやご年配の方にも歩きやすい、平坦な緑陰道路から矢倉海岸までのコースなので、どなたでも安心してご参加いただけます。

「野鳥観察は初めてで不安…」という方も大丈夫!
日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、鳥たちの名前や生態を楽しく解説してくれます。
野鳥の世界をちょっとのぞいてみたい、そんな気持ちでOKです。

自然の中をゆったり歩きながら、野鳥との出会いを楽しみましょう。
一緒に、心と身体をリフレッシュしませんか?

■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。
■日時:
2025年9月20日(土)午前9時30分~12時30分
*荒天時中止(Facebook等で告知します)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・涼しい格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具 帽子(持ってきたい人は)
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね!

どんな野鳥を観察できるのは当日のお楽しみ!カワセミに会えることも!(撮影:植村利也さん(日本野鳥の会大阪支部)

ササゴイ、昔は大阪ではありふれた野鳥でしたが、今は運がよかったら会えます!(撮影:植村利也さん(日本野鳥の会大阪支部)

冬鳥のカンムリカイツブリ、なぜか夏にも残っていることがありました。こういう偶然に出会えるのも野鳥観察の醍醐味!(撮影:小野忠款司さん(日本野鳥の会大阪支部)

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ(2017年3月まで)
https://wbsjosaka.com/bw/teirei/yagura/2022/01/06/record/

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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/
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※2025年度 西淀川区役所共創事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント案内 | 環境学習 | 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2025/07/22(火) 17:25

エコミューズ館長日記No.32

関東地方は今日梅雨が明けたとのこと。大阪の梅雨明けは6月中だった記憶がある。それでもやっぱり梅雨明けは洪水と共に来るのか。何とも言えない、律儀と言えば律儀、調子が狂うと言えば調子が狂う・・・。変な気象かなぁ。これをちょっと575で言うてみたい。

梅雨明けは やはり豪雨と ともにあり

傘持たず 空の晴れ間が 気にかかる  (ちょっとしょうもない陳腐な歌になっちゃった・・・)

午後からエコミューズ定例会議。いろいろ議題はあったが、メインは出版社と結ぶ予定の出版協定案の検討。一冊の値段をいくらにするかが、重要となることを確認。第二に1ページの組み方が詰めすぎると、読む人が苦痛を感じるのではだめ。そうするとページ数が増える。そうするとハンディーではなくなる。そうすると最初の目標が実現しがたくなる。そうすると、どうすればいいのか。うーーん。苦しい判断が求められたなぁ。しかもページ数が増えると定価に影響する。適正な定価はいくらか・・・。悩ましい。ただ、出版協定書は出版業者さんとあおぞら財団とが協力して一冊の本を作成することを確認する面で、社会に対する多大な責任を確認しあうものであるから、どこに出しても恥ずかしくないものにしておきたい。いくらの定価で、なんぼの部数つくればいいのか。たくさん買ってほしい、安くつけたい、という気持ちは強いのだが、たくさんつくったら、たくさん売れ残ったというのでは洒落にはならない。安く作ったら、売れただけ損するということにもなりそうだ。あぁどうしよう。ちゃんとした資料集をちゃんとした本でちゃんと残すという気持ちに悩みはないけれど、現実は簡単ではない。今日は悩みの連絡になりました。

皆さん本が出来たら買ってね☆

定例会の後は、ミナコさんの資料紹介。「西淀川まちづくりプラン(解説)」と、それを地図上に落とした絵図。1991年第一次訴訟の第一審判決が下されるのとほとんど同時に作成された。いろいろ意見を交換するうち、このプランが西淀川区の範囲内でのプランであることに気づいた。そもそも西淀川公害とは、西淀川区内で完結していた公害問題ではなく、隣接する尼崎市や大阪市此花区などと一体となって展開していた問題である。そこを考えると、

この地域の再生プランを、もっと広く考えるべきではなかったか、という考えがむくむくと湧いてきた。ひょっとするとなにか大事なポイントを突いたかもしれない。それはまあ、もう少し楽しみを先にまわして、今日はここまでにしておきたい。

 

2025.7.18 小田康徳

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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。

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※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。

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