西淀川区役所でCOPD・肺年齢チェックを実施しました(7/23)
西淀川区役所と連携して、7月23日に行われた「がん検診・特定健康診査」にて、あおぞら財団はブースを設置し、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見への取り組みとして肺年齢測定やパンフレットの配布を行いました。
今回は、理学療法士・辻先生(北野病院)にご協力いただき、スパイロメーターという精密機器を使った測定も実施しました。
あおぞら財団では2016年から、西淀川区役所で実施している「がん検診・特定健康診査」において肺年齢測定を実施しています(コロナ禍中は休止)。
今回は、35名の方に測定いただいてその内、27名(77%)の方が初めてとのこと。
肺年齢測定は、たばこの煙や大気汚染に含まれる有害物質によって引き起こされるCOPDの認知度向上と早期発見を目的に行っています。
今回の結果では、35名中4名の方が「実年齢より肺年齢が10歳以上高い」という判定になりました。また、呼吸リハビリテーションについて知らない方が88%となっていました。呼吸リハビリとは、運動療法・呼吸法・排痰法・栄養指導などを組み合わせ、患者さんの生活の質(QOL)を高めるための取り組みです。
今回の肺年齢測定を通じて、多くの方にCOPDに関しての理解を深めてもらいました。
次は、9月15日(月・祝)に区役所にて開催される【がん検診】にて、肺年齢測を行います。
喫煙中の方、過去に喫煙していた方、息切れや呼吸のしづらさが気になる方は、ぜひお立ち寄りください。
(アルバイト 王)