西淀川地域のユニークな建物や看板、魅力的な風景や、驚きの文化などを発掘&発信しようということでFacebookをはじめました。
 今までの投稿の中で人気の高かった記事トップ10を写真と共にご紹介します。(集計期間:2013年8月23日〜2014年2月28日)

 老舗の和洋菓子店から謎の大学まで…あそこも、ここも、“おもろいわ”。
 濃くてレアな西淀川ワールドへをお楽しみください。





 明日香菓鋪

西淀川警察署の前にある明日香菓舗。
左手に和菓子、中央にお菓子、右手にパンと洋菓子が販売されている甘味好きにはたまらない店構え。
もちろん和菓子とパンはこちらで作っておられます。
お団子もシュークリームもどれも美味しい!
奥には喫茶スペースがあるのですが残念ながら今は営業されていないそう。
パンの包み紙のイラストも、高級パンのフォントもなんともレトロでたまりません。
いつも和菓子にするかパンにするか悩んでしまう罪なお店・・・

住所:大阪市西淀川区御幣島2丁目2−14




 マルモット

9月6日(金)に西淀川の株式会社マルモットの社長の多田修さんにインタビューしていきした。
多田さんは、新聞配達所を経営しています。配達所の経営が拡大するに伴い、お客さんとの直接のコミュニケーションが希薄となる中で、お客さんと触れ合える機会を作りたいとの思いから、月1回の頻度で西淀川の人を紹介するマルモット新聞を始めました。

集金の際に配られていたそうで、そこには多田さんの代わりになるようにとの思いがこめられています。
最初は、配達所の紹介でしたが、西淀川の面白い個性的な人を取材しようと方向転換しました。
購読者がその面白い人のファンになって欲しいとの思いがこめられているそうです。掲載された人が、また次の人を紹介してくれるようになって、人間の輪が広がっていきました。西淀川区の面白い人を紹介するコミュニケーションツールに変化してきたと思います。

新聞の名前の由来であるマルモットは、南アルプスやロッキー山脈に生息する大型のリスの総称です。
このリスは仲間意識が強く、みんなにかわいがれる新聞にしたいという思いから、この名前がついきました。
これからは、紙面での交流を立体にしていきたいと意欲的でした。今まで掲載された人たちとイベントや講演会を開催して、西淀川を盛り上げていきたいそうです。

住所:大阪市西淀川区大和田5-9-20
HP:http://marumotto.com/





 御幣島駅

JR東西線御幣島駅の地上には歌島橋交差点という国道2号線と淀川通り(大阪府道10号)とみてじま筋(通称空港線)の3路線が交差する五差路があります。
平成22年に地下道が完成。歩行者と自転車は地上を通行することができなくなり、地下道を通って歌島橋交差点を渡ることになりました。
自転車の往来も多いので、地下におりるスロープとエレベータが設置され、地下道は自転車を押して歩くように、とのアナウンスとともに、「おーい!自転車はおりなあかんで!」と大阪弁丸出しの張り紙が。なかなかパンチのある宣伝方法に効果はなかなかのようです。



4位 夢屋

野里本町商店街で一番の有名店、2号線から入ってすぐのパン屋さんブーランジェリー夢屋。
小さなパン屋さんですが、某有名洋食屋さんに卸してることもあり、知る人ぞ知る名店。バゲットが秀逸!芳醇な味わいがたまりません。
季節ごとに限定メニューが出たり、いつ行っても新しい出会いがあります。
毎回声をかけてくれるお店の方の優しさも嬉しいポイント。ああ、思い出すだけで食べたくなってきちゃう…!

住所:大阪市西淀川区野里1-7-13
HP:http://s.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27009550/




5位 カマタ商店

御幣島駅の上、歌島橋交差点を南に行ってすぐ、西淀らしからぬ(失礼)洒落た雰囲気の雑貨屋さんがあります。
お庭を進みお店に入ると、手前には一風変わった雑貨を扱うお店、奥には喫茶スペースとギャラリースペースが。喫茶スペースでは店主のお母さまが腕を振るうランチやスイーツも頂くことができ、雑貨とギャラリーは展示によって雰囲気を変え、いつ行っても楽しめます。
ちょうど今は季節柄、クリスマスツリーとともにサンタグッズも扱っておられ、それに紛れ、30代以降にはお馴染みの公共放送の某キャラのお面が・・・!

住所:御幣島駅付近
HP:http://www.kamatasyouten.com/



6位 お水の大学

西淀川区に大学が・・・!
とある路地に掲げてあるこの看板。学部名は不明ですがオープンキャンパスとは!
インパクトの強い看板。4歳のむすこが将来志願したらどうしようと母心にちょっと心配・・・。

住所:大阪市西淀川区姫島1丁目付近



7位 野里本町商店街

国道2号線に面した野里本町商店街。
1990年代初頭までは商店や娯楽施設で栄えた商店街も今は残念なから活気もなく、営業している店舗よりシャッターが閉まる店が多く、マンションなどの住宅用地に転用されています。
1975年まで運用されていた阪神電鉄国道線の野里駅のすぐ近くだということもあり、以前はとても栄えてたんだろうなあ…という名残が、アーケードの看板に残っています。せめて看板だけはこのように保存しておいてもらいたいものです。

住所:大阪市西淀川区野里2丁目



8位 福えびす

もう終わってしまったのですが1月9~11日までの福住吉神社のえべっさんのポスター。
阪神なんば線福駅近くの掲示板に貼ってあり、手描きだと思われるえべっさんのイラストがとてもダイナミックでかっこよくておめでたい!

場所:阪神 福駅



9位 中島大橋

西淀川区中島と尼崎市を結ぶ中島大橋。
側道では歩行者も自転車も通ることができます。が、高さが海抜約29メートル(8階分に相当)があるため地上から橋の上にたどり着くにはかなりの労力を要します。
夏はなかなか大変そうですが、橋の上からは西淀川区中島地区を一望できます。工場ファンの方にはたまらない景色なのでは。

住所:大阪市西淀川区中島2丁目5付近



10位 夕景

西淀川区は大阪の一番西の端、そして河川に囲まれた地域なので夕焼けがとてもきれいに見えます。
佃と大和田との間を流れる中島川、そして向こうには(見えにくいですけど)阪神なんば線の車両。夕景写真を撮りたい方にはうってつけの場所。
淀川大橋からもダイナミックな夕焼けを眺めることができます。

住所:大阪市西淀川区佃4-2付近



特別賞 壁面緑化に貢献中で賞

むすこ(4歳)に「葉っぱの窓やで!写真!写真!」と急き立てられ、見てみると本当に葉っぱの窓でした。
右端のガレージの窓も緑で埋めつくされています。どことなく1階の喫茶店もトロピカルな雰囲気。
いつの日か3階も葉っぱの窓になるのかならないのか、興味深く見守っていきたいところです。

住所:大阪市西淀川区千舟2丁目3−41



特別賞 自転車と古くから縁があるで賞

市営住宅にフェンスに掲げられていた「自転車の正しい乗り方」という看板。雨に濡れてサビて、趣のある工芸品のような風合いに・・・。
いつから設置されているのでしょうか。

住所:大阪市西淀川区柏里3丁目9−5