環境フロンティア講座2期 第4回目 「顔の見えるネットワークづくり」
環境フロンティア講座第Ⅱ期
—実践編—市民参加の実践例から学ぶ!私からはじめる環境活動
第4回
「顔が見えるネットワークづくり」
講師:高田 研先生(都留文科大学教授 あおぞら財団理事)
7月16日(金)に開催しました。(参加者19名)
岩手県の葛巻町の話を中心に、「顔の見えるネットワークづくり」について話がありました。
葛巻は、今でこそ自然エネルギーの町として有名になっていますが、「日本のチベット」と言われていた時代があります。
今回は、その自然エネルギーの町としての葛巻ではなく、表立っては見えない、歴史ある生活文化が残っている上外川地区のお話が中心でした。
モノとカネだけを追い求める生活を立て替えて、風土に根ざした原日本人の心根、魂の世界をまもり、築き上げる必要があると認識し、単に観光やレクリエーションンの場としてではなく、大自然の偉大さ、山林の役割を大自然に抱かれながら生きる生き方を学習する場とし、この厳しい台地の中に息づいたきた先人の生き方を学ぶ必要がある。との久慈 力 氏の話が現実のものになってきたということでした。
今こそ、価値がないものを見ないのではなく、再評価する作業が必要ということでした。
参加者の声
再評価が大切というだけではなく、市民による再評価が大切なんだと分かりました。
価値がないもの(現在不明なものも含む)を、見ないのではなく、再評価してみるということをしてみたいと思う。
都市計画、土木から見たまちづくりではなく、他の分野からみたまちづくりは、興味深かった。他にも、地理学などの様々な分野の先生方のお話を聞きたいと思う。
などの声がありました。
関連サイト
都留フィールドミュージアム
第二期は、この4回目で終了となりました。
次回、第三期 理論編 10月から開催の予定です。
あおぞら財団スタッフ
山本 元