韓国MBC文化放送の取材
8月に韓国で開催された「第2回韓日公害環境問題交流シンポジウム」
がきっかけとなり、西淀川に韓国のテレビ放送局
(MASAN MUNHWA BROADCASTING CORP.)が取材に来られました。
韓国で、公害裁判と環境問題をテーマにした番組を作る予定で、
日本に約2週間滞在し、奄美、諫早、水俣や富山等を
縦断取材しているそうです。
主には西淀川公害裁判に関する質問で、その内容は多岐に渡りました。
森脇理事長、村松理事、患者さんがインタビューに答えました。
・大気汚染が発生した原因
・被告企業について
・一番被害がひどかった地域
・大気汚染による健康被害
・法律が果たした役割
・裁判提訴の理由
・裁判の争点
・裁判での立証方法
・裁判後変わった点
・西淀川公害患者と家族の会の活動と役割
・あおぞら財団の活動内容、役割とこれからの方向性
あわせて、患者会や財団の事務所、資料室、歌島橋交差点、大野川緑陰道路、国道2号、国道43号、大和田西交差点、合同製鐵(株)大阪製造所、中山鋼業(株)や、福町の町並みを視察されました。
日本と韓国双方における環境問題の改善に、この取材が役立てば、と期待しています。