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呼吸リハビリ講習会を開催しました


2月26日に呼吸リハビリ講習会(医療従事者向け)を開催しました(参加者:32名)

ぜん息・COPDの方に呼吸リハビリを行なうと患者さんの息切れなどが改善する、と言われている
呼吸リハビリですが、まだまだ実際に行う院所が少ないのが現状です

今回は、医療従事者の方に少しでも呼吸リハビリについて知ってもらい、拡げていくことができたらと、
講習会を開催しました

最初に、岡山は倉敷市にあります健寿協同病院の佐藤雅昭理学療法士に、
「やってみよう!チームで取組む呼吸リハビリ」というテーマでお話していただきました


リハビリというと、なんとなく理学療法士さんが行うんだろうな、というイメージですが、
実際患者さんに呼吸リハビリを行う時は、看護師さんや薬剤師さん、栄養士さんなどが連携して
おこなう必要があるということがよく分かりました
この患者さんは今日は体調が良くない、なんてことは看護師さんが理学療法士の方に伝えたり、
リハビリで教わったことを看護師さんが再度患者さんに声かけしたり、なんてことも、
一緒に取組んでこそできることだと思いました

それから次に、長崎大学の千住秀明教授に、
「ぜん息・COPD患者への、地域で取組む呼吸リハビリの現状と課題」というテーマで
お話していただきました

千住先生はこれまでに公害患者さんとCOPD患者さんについての研究もされていて、
公害患者さんとCOPD患者さんの呼吸器の機能や下肢の機能の違いなども紹介されました

また実際に長崎地域で連携して取組んでいることなどの紹介もありました
リハビリをやっているのはこんな病院ですよ、という一覧紹介なども作って、各院所に貼ってあるそうです
やっぱり、患者さんが呼吸リハビリを受けたいとなった時に、どこに行けばいいのか、という
情報がきちんとあるのは大事だと思います

これから大阪、特に西淀川区で、呼吸リハビリを普及していくヒントをたくさん得ることができました


参加者からも
・具体的な呼吸リハビリのシステムを知ることができ、勉強になった。
・リハビリの重要性がよく分かった。
・患者さんの精神的な面も含めてサポートすることが必要だと感じた。

といった感想が寄せられています。

3月9日には患者さん向けの呼吸リハビリ講習会を行います
体験を通じて、私も取組んでみようかな、という気持ちになっていただけるような
講習会にしたいと思います 3.9講習会のチラシはこちら




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