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イコバにて『石の綿 -マンガで読むアスベスト問題』原画展が始まる(6/15まで)

『石の綿 -マンガで読むアスベスト問題』原画展が始まりました。

写真 1
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■原画展スケジュール
6月9日(日) ~15日(土) 13:00~17:00
  12日(水)は休館、9日は10:00開館、15日は16:00閉館
*6月9日(日)は上映会後に「あおぞら財団会員のつどい」を行います。誰でも参加できます。
 詳しくはコチラ https://aozora.or.jp/archives/15277
■入場無料
■場所:あおぞらイコバ
    大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル1F
    最寄駅:JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 11番出口スグ
    https://aozora.or.jp/accesscontact
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今後も被害の拡がりが懸念されるアスベスト公害。その問題を若い世代も含めた多くの人に理解をしてもらう必要ためには表現の工夫が必要という認識の下、完成した作品です

現代社会が必要とする倫理の構築を施行する神戸大学人文学研究科倫理創生プロジェクトと、マンガの持つ「わかりやすさ」「感情に訴える力」で難解な事象の理解を促し、解決への合意経営に導く機能をもつマンガ(機能マンガ)の実現を目指す京都大学機能マンガプロジェクトが共同で制作しています。
神戸大学の学生が原告にヒアリングをし、京都精華大学の学生が作画を担当。
重い話題を、マンガで伝えることの「(マンガで)被害を軽々しく伝えないでほしい」という厳しい意見もある中で、討議を重ね、調査と取材に基づいているとのことです。

展示会の様子

コピー ~ P1300986

・原画
・作者の学生さんからのメッセージ
・アスベストがどんなところに使われているかがかかれたカード

 

「被害者の声」コーナー 無念さや怒りが伝わります。

コピー ~ P1300992
・原告から裁判官への手紙
・原告や家族らが詠んだ俳句
など

 

コピー ~ P1300993

・アスベスト被害の現場 パネル

無題

■『石の綿 -マンガで読むアスベスト問題』目次
第1章 クボタ・ショック
第2章 アスベストの説明
第3章 洗濯曝露
第4章 ある工場労働者の一生
第5章 アスベスト・ポリティクス
第6章 泉南
第7章 震災とアスベスト
第8章 労災
第9章 アスベスト・シンポジウム

255ページ 1365円 かもがわ出版(展示会でも販売しています)

コピー ~ 写真 3

6月9日の展示会には、原告団の佐藤美代子さん(左から2人目)と山田カヨミさん(左から4人目)も来場しました。
お二人とも旦那さんをアスベストの被害で亡くされています。

 

期間中、ドキュメンタリー映画 『命てなんぼなん? -泉南アスベスト禍を闘う』の上映会も行います。

6月9日(日) 10:30~12:00(終了しました)
  13日(木) 19:00~20:30
  15日(土) 13:30~15:00

■参加費:500円   ■場所:あおぞらビル3階 会議室

 

皆さんぜひお越しください。

(小平)

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