8月30日セミのぬけがら調べ
8月29日、30日は、大阪経済大学のボランティア実習論の学生三名を受け入れました
。学生が行った活動の紹介をします(小平)。以下、学生が執筆した記事と感想です。
2012年8月30日(木) 10時30分~14時 大野川緑陰道路で「セミのぬけがらしらべ」を行いました。
今回は大阪経済大学の3人の学生が採取しました。
まず午前は大野川緑陰道路の国道43号線より南側(新淀川公園前まで)のセミのぬけがらを採取しました。
採取したセミのぬけがらの数はクマゼミのオス203個、メス248個、合計451個で、アブラゼミのオス17個、メス16個、合計33個でした。想像していたよりも多く採取でき、驚きました。結果からわかったことはクマゼミのメスの割合が多いことです。さらにクマゼミとアブラゼミを比べると圧倒的にクマゼミの方が多く採取できました。
次に午後はあおぞら財団前から大島橋までのエリアで採取しました。
採取したセミのぬけがらの数はクマゼミのオス62個、メス60個、合計122個で、アブラゼミのオス1個、メス2個、合計3個でした。午前に比べ午後はクマゼミ、アブラゼミともに採取できた量が少なかったです。さらにクマゼミのオスとメスの数はほとんど変わりませんでした。
2回の調査でわかったことは、土に穴があいている場合、その場所にはセミのぬけがらが多くあること、そして1個あると、その付近の土や木には多くのぬけがらがあることがわかりました。
ボランティア実習の感想
大阪経済大学 三回生 川戸 孝彰
今日は、1日セミのぬけがら調べをしました。午前中に調べた大野川緑陰道路の国道43号線より南の場所では、クマゼミが合計451個、アブラゼミが合計33個採取できました。圧倒的にアブラゼミが少なく、さらに1つの木に1個あれば、何個もあるという事がわかりました。
午後はBエリアで調べましたが、クマゼミが合計122個、アブラゼミが合計3個の採取となりました。
午前中の国道43号線より南の場所より、セミの数が少なく、それに伴いアブラゼミも少ない事がわかりました。
大阪経済大学 二回生 宮前 勇志
セミ調べを1日やってみて、場所ごとにセミに種類の違いがあることが分かりました。大野川緑陰道路の国道43号線より南では、クマゼミが多く見られ、さらに数は少ないですが、アブラゼミも見られました。しかし大野川緑陰道路Bエリアではセミが少なかったです。アブラゼミにおいては3匹しか発見できませんでした。このことにより、セミは環境の変化に敏感であり、アブラゼミが多く生息するような田舎のような環境作りをしていけば、様々なセミが見られるのかなと思いました。
大阪経済大学 二回生 神前 直哉
今日はセミのぬけがら調査を行いましたが、午前は大野川緑陰道路の国道43号線より南で1時間した結果、全部で484個も見つけることができました。午後は大野川緑陰道路のBエリアで1時間行い、125個見つけることができました。エリアでこんなにも差が出ると思わなかったし、セミに種類の見分け方など様々な知識を身につけることもできました。小さい頃もセミのぬけがらとかを拾ったりもしなかったので、楽しみつつも、良い経験をすることができて良かったです。