全国大学史資料協議会西日本部会の見学を受け入れました
エコミューズスタッフの森本です。
7/21(水)、全国大学史資料協議会西日本部会の皆さん19名の見学を受け入れました。
まず、スタッフの林から、西淀川公害とあおぞら財団、エコミューズの活動を紹介しました。
また、森脇君雄さん(あおぞら財団名誉理事長・西淀川公害患者と家族の会会長)より、裁判運動から財団を設立した想いや、エコミューズへの想いをお話しました。
裁判を終えた当初は、「資料館」というもののイメージを持ちづらかったそうです。しかし、歴史学者が資料保存の必要性を粘り強く訴え、研究会を重ねていくうちに、裁判や運動の資料を伝えていくことの大切さに気づき、「自分たちがやってきたことが『歴史』になるんだ」と、強く実感していったとのことです。
参加者の皆さんからは、「和解金の使い途について、原告団のなかでどんな話し合いがされたのか?」「西淀川再生プランは、現在どれくらい実現しているのか?」などの質問が出されました。
その後、5階閲覧室と6階書庫を見学しました。
空を覆う煤煙の写真や、文書箱がずらりと並ぶ書庫のようすを紹介しました。
猛暑のなかの見学会となりましたが、日ごろ大学史資料に関わっておられる皆さんから、「資料は何点くらいあるのか?」「資料の置き場所はどのように確保しているのか?」「文書箱はどのようなものを使っているのか?」など、さまざまな質問が出されました。
皆さん、お疲れさまでした!
(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)