第2回西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会を開きました!
第2回西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会を開きました。
日 時:2011年4月14日(木)、18:30〜21:00
場 所:地域交流スペース「あおぞらイコバ」
参加者:13人
まず4月10日に行われた豊崎長屋見学会の様子を写真などを交えながら振り返りました。
今回は山本博工務店から山本容子さんが参加されたので、細かい説明も入りながらの振り返りになりました。
豊崎長屋の事例をどう西淀川のまちに活かすのかについて議論がなされ、これからの取り組みに関する意見が出されました。
次に研究会のメンバーであり、建築資材を扱う(株)樫野に努めている貞方さんの方から、(株)樫野が取り扱う環境に配慮した漆喰の紹介がありました。
この漆喰は〈カシヌール〉という商品で、消石灰でできており消臭効果が大きく、住宅施工において乾式施工できるものでした。ローラー塗りで簡単施工でき、施工実績としてもお城やグループホーム、幼稚園などにも使われているものでした。
実物を触ったりして、カシヌールを体感しました。
そして研究会のこれからについて話し合いました。
この研究会の最終目標は「西淀で家を建てる!!」ということを確認し、そのためにまず西淀川の現状やイメージなどについて意見を出し合いました。工場がなくなり分譲地が増え、一戸建て、マンションが増加したことで人口も増えているということでした。
東日本大震災を受けて、東南海地震対策は考える必要があるという意見が挙がりました。
次回5月22日(日)は実際にまち歩きをし、西淀川のまち並みを見るということで、姫島と福を重点的にまわることになりました。
参加者の姫島へのイメージとしては
・居酒屋が多い地域
・旧街道があり、お寺が多い
・道がごちゃごちゃしていて迷う
・建て直しが始まっている
・淀川沿い:工場が多い。ニオイが気になる。堤防改修中
というものが挙がり、次回のまち歩きをするポイントになると思います。
最後に参加者の戸田さんから「環境配慮的な建築-若手建築家アンケート集計」の報告を受けました。
「女性は男性に比べ環境意識が高い」「設計では環境意識は高いが、実生活では取り組み意識は低い」などの結果が出ていました。
最後に「西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会」のグループ名が決定しました!!
グループ名は「Green(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)」になりました。
Greenは今後も住みよい西淀川を目指して活動していきます。
次回の「Green」会議は、5月22日(日)、9時30分からまち歩きをします。
集合場所は阪神姫島駅改札前です。
相澤翔平