冬の探鳥会
12月17日(土)、矢倉海岸で定例の探鳥会が実施されました。11人が参加、32種の野鳥が観察でき、冬の醍醐味を堪能しました。
観察した野鳥の種類(32種)
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、チョウゲンボウ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウガラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、オオセグロカモメ
観察コースは、阪神電鉄西大阪線福駅から、大野川緑陰道路を経て、淀川の堤防にでると、
右に福漁港、左に西島閘門を見ながら、まっすぐ進み、テトラポットの右手の土手を上がって、西島コミュニティグランドの横を通っていくと、ちょうど神崎川と接している導流提にたどり着くルートです。双眼鏡やフィールドスコープで様々な鳥に出会いながら進んでいきます。神崎川とグラウンドが接する場所は絶好の観察ポイントです。
この日の潮位は満潮で、ホシハジロが約8000、スズガモが約3000、確認できたほか、
少ないながらもキンクロハジロも越冬していました。
また、福の漁港ではカイツブリ、淀川にそびえる鉄塔の上には、魚を悠々と食べるミサゴ、合同製鐵の付近では、イソヒヨドリのオスに出会いました。神崎川の上空では、チョウゲンボウやオオセグロカモメ、グラウンドでは雄大に空を舞うトビやハイタカが確認できました。
ところで、矢倉海岸では、野鳥のほか、さまざまな植物に出会います。この日は、ウチワサボテンとビロードモウズイカ。(写真参照)ビロードモウズイカは真冬なのに黄色い花を咲かせていました。ウチワサボテンはステーキにして食べる(?!)そうです。
新春の観察会(1月21日)には、ガン・カモ類の数を数えるそうです。是非カウンターを持参の上、ご参加してみて下さいね。詳しくは野鳥の会のホームページをご参照下さい。