現在、大気汚染の問題ってあるのですか？
硫黄分の多い重油を使用していた1950年代、60年代は、工場などの排煙に硫黄酸化物が多く含まれていました。これについては、規制や対策が進み、大幅に改善しました。しかし、自動車、トラックの排出ガスがおもな発生源の、二酸化窒素や浮遊粒子状物質、さらに小さな粒子の微小粒子物質(ＰＭ2.5)は、とくに交通量の多い都市で大きな問題となっています。かつては目に見えた汚染が、今は、目に見えない汚染となっています。
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