体をほぐしてリラックス
今日は西淀川公害患者と家族の会の役員会の日です。
会議に参加されるために集まった役員さん15名に寒さや日頃の疲れを少しでもほぐしていただこうと、リラックスできる体操を行いました。
まずは、タオルを使って両手で持ち、肩や腕を伸ばしたり曲げたりする体操。
タオルを使うと、無理なく力まずに曲げ伸ばしができるので、後で筋肉痛になる心配もありません。
次は「後出しジャンケン」。
講師の尾陰さんが出すジャンケンをみて、右手は「勝つように」、左手は「負けるように」出します。同時に考えるのはちょっと戸惑いますが、2〜3回繰り返すとだんだんなれてきます。
次に、「グライディングディスク」と呼ばれる紫色の直径約25センチの円盤を使って、両手と両足を時計盤に動かすエクササイズ。軽い素材でできているので、とても扱いやすいツールです。
例えば「12時30分」であれば、右手を上に、左手を下に、「3時45分」であれば、右手を右横に、左手を左横に動かします。
両手を交差したり、上下左右に動かすことで、肩関節や両足を無理なく動かすことができます。
最後は、タオルを両足の太ももにはさんで両足でディスクを動かしたり、ペアになってタオルを使ったゲームを楽しみました。
ぜん息患者さんに多くみられる円背の改善のためには、肩まわりの柔軟性が、活動量を上げるための歩幅の改善には下肢の柔軟性やバランス能力が必要です。
これらの可動域の改善に効果をもたらすような、楽しい運動をこれからも提案できればと思っています。