インターン生の岩本です。
今回は11月24日のあおぞら市におじゃましました。あおぞらビル1Fのあおぞらイコバにて、第2・第4水曜日に開催中です。
今回の出店は4店で、韓茶カフェ「流れる千年」さんのおやつやキムチなど出張販売や、体にやさしいパンのお店「cura pane(クーラパンネ)」さん、「谷口ファーム」さんのオーガニック野菜販売、「楽成体(らくなりたい)」さんのワンコイン足もみでした。
寒い日も増えている中、今日は朝から日差しがぽかぽかと暖かく、ふらりと立ち寄る方も多くいらっしゃいました。オーガニック市の名の通り、オーガニック野菜や体に良いおやつやパンなど、魅力的な品物が沢山並んでいました。
今回はインターン生としてお話を伺うために来たはずが、物欲に負けて買い物タイムになることもしばしば…。でもそれだけ、出店者の方々の思いがあついということ。品物について大切にお話される様子を見て、つい、それも下さい、と買い物タイムを延長させてしまいました。(物欲の塊になっていたら、足もみに行きそびれてしましました、残念…)こんな感じでインターン生を名乗っても大丈夫か、若干不安になりつつも、やっぱり素敵!食べたい、おいしい!と、大変楽しませていただきました。
中でも私が印象的だったのは、皆さん持ってこられた品物をとても大切にされていることでした。ご自身がいいと思ったものを(作って)売る。誰かの気持ちがこもったものを買う。それはとても心地よいことなのではないかと思います。
そしてそれは結果的にフードロスの削減や、持続可能性の広がりに繋がっていくと考えられます。思いのこもった好きなもの、よいと思うものは捨てたくないし、ずっとあってほしい、広がってほしいと思うはずです。
実際に小さめの間引き大根(右)も販売中。左の大きくなったものより葉が柔らかくておいしいとのお話です。葉の色も鮮やかでみずみずしく、10年以上農薬を使っていない畑で大切に育てられているのにお安い…。他のお野菜と一緒に、わしわしと買いこみました。
このような場があることは、地域の交流が生まれ、ローカルで低エネルギーな、空気を汚しにくい消費が生まれ…と、公害地域の再生にも効果的だと考えられます。
環境問題が重視されて長いですが、マイナスなお話が多いなど、楽しく環境問題に取り組める間口は案外狭いように思います。ですがあおぞら市では、皆さんとってもポジティブに、自然体で自らの品物やその思いについてお話してくださいます。楽しく前向きに環境問題に関わるにはちょうどよい場所ではないでしょうか。
「クーラパンネ」さんのランチ。パンは国産酵母のとっても芳醇な香りがして、他のお料理も全部おいしい。(現在はテイクアウトのみです)一緒に「流れる千年」さんの薬膳ホットコーラもいただきました。チャイのような、じっくり抽出された香辛料の香りが豊かで飲みやすく、午後はお腹がぽかぽかでした。安くて健康に良くておいしいくて、環境にもよいとは、最高ですね。
持ち帰りにパンいろいろとキムチ(おうちの冷蔵庫でも発酵が進み、味の変化を楽しめる「生きているキムチ」とのこと!)も買いました。
帰りは戦利品の重みが手にくいこむほどでしたが、買った野菜とキムチで料理をしたり、朝ごはんにパンを食べたり、家でもおいしく楽しめて、とてもよかったです。自然な形で、自然とつながる、そのような心地よいエコを感じる場所でした。
次回開催は12月8日です。ぜひお越しください。
(記・あおぞら財団インターン生 岩本)
今後の予定
<2021年>12/8、12/22
※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください
★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円
★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円
■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885