2010年参議院選挙に際する意見書・公開質問状
参議院議員選挙(2010年7月)に際する意見書及び公開質問状・回答
―「わが国の環境再生まちづくり」に関する公開質問状と回答―
わが国における公害問題は、古くは明治時代の工場からのばい煙問題にはじまり、第二次世界大戦後から高度経済成長期にかけての大気汚染、水質汚染、騒音・振動、地盤沈下、土壌汚染、アスベストなどの発生に際し、多くの市民、企業、行政、専門家等の知恵と技術と努力を結集し、その対策が行なわれてきました。 現在も続く、こうした取り組みは、世界中で、開発に伴う様々な公害の発生や地球温暖化をはじめとした環境問題が声高に叫ばれる中、わが国が世界に誇るべき経験・歴史であり、今後に活かしていくべき財産だといえます。
そこで、この度の参議院選挙にあたって、各政党の方々の「わが国の環境再生まちづくり」に関する政策・理念をお聞かせいただきました。 来月(2010年7月)実施される参議院議員選挙の投票における参考にしていただければと思います。
なお、当質問状は、6月14日時点で政党助成金を受けている政党、衆参議院で議員を有している政党(自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、国民新党、新党改革、たちあがれ日本、みんなの党)に送付し、、民主党、日本共産党、みんなの党、自由民主党、社会民主党、公明党、国民新党から回答を得ました。
なお、国民新党につきましては、公開(2010年6月23日)後に回答文を頂きました。しかし、 「各候補者のご意見を多くの方にご覧頂き、投票の参考にしていただく」という本質問状の趣旨に沿って、公開させていただきました。皆さまには、このような趣旨・経緯をご理解の上、ご覧いただきますようお願い申し上げます。