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7/19 千北診療所で栄養のお話を聞きました!

7月19日(木)14:00~15:30 千北診療所にて、栄養士の大西さんより栄養の話を聞きました。11名(うち患者8名)参加しました。

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テーマは「夏バテを乗り切るために」と「COPD患者のための栄養の話」でした。

夏バテの原因は、
①ミネラル不足・脱水症状
②栄養バランスの偏り
③睡眠不足・疲労の蓄積
④冷房病
などが考えられます。

その夏バテ解消法として有効な栄養素がビタミンB1、B2とクエン酸だそうです。
暑い夏の食欲が落ちているときは、冷やしそうめんやざるそばなど炭水化物だけを摂ってしまいがちですが、炭水化物をエネルギーに変換するときに、ビタミンB1やB2、クエン酸が必要になります。

また特に疲労回復に効果があるのが、以下の食材です。
・ビタミンB1(摂った糖質をエネルギーに変える):豚肉やうなぎ、ほうれんそうなど
・アリシン(ビタミンB1の吸収を良くする):ニンニク、ニラ、ネギ、玉ネギなど
・クエン酸(体内に貯まった疲労物質を早く代謝させる):レモン、オレンジ、梅干しなど

夏の暑いときこそ、エネルギーの消耗も大きいです。少量でもよいので、主食、主菜、副菜をそろえて、バランスの良い食事を摂って、夏を乗り切りたいですね。

またCOPD患者は健康な人より呼吸筋を酷使するため、成人の若者並み(1日に2000~3000kcal)にエネルギーが必要なんだそうです!

かといって若者と同じ量の食事を食べるのは大変ですよね。だからこそ、1日3食の食事に2回の間食を加えて食事回数を増やしたり、調理に油をうまく取り入れたり工夫することが大切になってきます。

また水分をこまめに摂取したり、塩分を控えたりすることも大切です。

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写真はアジのフライに、レモン汁をかけたものとかけてないものとの食べ比べの様子です。
油ものを食べる場合でもクエン酸(レモン)と一緒に摂ることでエネルギーが効率よく摂取でき、また口当たりもさっぱりしますね。患者さんにも大好評でした!

みんなで最後に振り返りをしていると、中には食事に気をつけている方もいましたが、「あまり栄養のことは気にしていなかった」「(夏には)食事の量は少なくなりがち」などの声も聞かれました。
今日聞いたことを家に持ち帰って、少しでも普段の食事に取り入れてもらいたいなと思いました。

平田

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