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11/15 千北診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!

11/15(木) 千北診療所で楽らく呼吸会を行いました。西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、9月に引き続き呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は14名(スタッフ含む)でした。

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気管支喘息やCOPDの患者さんは、個人によりその程度に差はありますが、まるで「ストローをくわえて呼吸をしている」かのような状態になったり、健常者より日常生活で息切れや息苦しさを感じる場面が多いようです。

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自分の呼吸で紙を揺らし続けることができるか試しています

理学療法士の廣野さんや田中さんも、息切れが起こる事を恐れて外出を控える患者さんや、治療をして呼吸機能は改善しても活動の範囲は相変わらず狭く、生活の質が低下したままの患者さんを目の当たりにしているそうです。

そうした患者さんはそのままだと、どんどん活動量が減って行き、食欲も減り、筋力や体力も低下していきます。それだけではなく、高血圧や虚血性心疾患、糖尿病、骨粗鬆症など慢性疾患を合併する恐れも出てきます。

そこで有効なのが運動です。“運動”と聞くとおおげさに聴こえるかもしれませんが、先生たちがおススメしているのは外に歩きに行ったり、家でストレッチをしたり、夜寝る前に足上げ運動をするなど軽いものです。1回につき20分、週2~3回が目標ですが、最初は週1回、5分程度から始めても良いそうです。調子の悪い時は行わなくても構いません。

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家でも簡単にできる首のストレッチ

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腕を上げて肩をほぐし、ろっ骨も拡げてあげましょう

薬の治療で呼吸機能は回復しても、体力がないと元の生活には戻れません。毎日少しずつでいいので、上記のような軽い運動を自分の生活に取り入れて、出かけたい時に出かけられる生活に戻しましょう!

平田

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