あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

5/16 楽らく呼吸会(千北診療所)で健康管理について勉強しました!

2013年5月16日(木)、千北診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の田中さんと榎田さんを講師に迎え、健康管理について勉強しました。参加者は12人(内スタッフ6名)でした。

IMG_0924

今回はまず健康管理とはというところから学びました。健康管理をするためには生活の質(QOL;Quality of Life)を向上することが目標です。
    ●生活の質(QOL;Quality of Life)を向上すること
         =ひとがどれだけ人間(自分)らしい生活をおくり、人生に幸福を見出しているか
そのためには日常生活(ADL)を向上すること、つまり、活動的な生活をおくることでQOLの向上につながるとのことでした。
もちろん無理をする必要はなく、患者さんが自分でできる範囲で身の回りのことからやることが大切だということでした。

そこで今後、長期的にQOLがどのくらい向上するかどうかを数値でみるためのチェックシート(SGRQ)に記入しました。このチェックシートは2部に分かれており、第1部はこの1年間でどの程度、呼吸器の症状があったかについて質問があります。「1週間のうち、ほとんど毎日」、「1週間のうち、4~5日」、「1カ月のうち、2~3日」、「風邪をひいた時だけ」、「全然なかった」のどれかにチェックします。第2部ではいつもどのような行動や運動で息切れを感じているか、各項目に対して、“はい”か“いいえ”で当てはまる方にチェックします。全部で50問あり、患者さんと話しながら記入しました。中には「毎日、夜になるとぜん息がでる」、「歩くときは休憩しながら歩いている」など、それぞれ困っていることや工夫していることを話していただき、現在の状況を詳しく知ることができました。

最後は肩や首を動かしたりする体操やストレッチを行いました。みんなで楽しくすることができました。

IMG_0929

IMG_0930

開催後のアンケートでは、6人中全員が今回の講習は「分かりやすかった」と答えています。また、5人中1人が呼吸リハビリを「毎日している」、2人が「2・3日に一度ぐらい」と答えています。その他としては、今後も講習を続行することを希望したいと言う要望もありました。

次回の千北診療所では排痰法などの勉強をする予定となっています。みなさんもぜひ楽らく呼吸会に参加して、ぜひ自分の生活に少しでも役立ててくださいね。まだ、楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!
 
■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・姫島診療所……5月24日(金) 14:30~16:00(呼吸リハビリなど予定)
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード

コメントをどうぞ