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5/24 楽らく呼吸会(姫島診療所)で呼吸リハビリについて勉強しました!

2013年5月24日(金)、姫島診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の廣野さんと榎田さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて再度勉強しました。参加者は16人(内 理学療法士2名、看護師1名、スタッフ3名)でした。

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今回初めての参加の方もいらっしゃったため、再度「呼吸リハビリテーション」とは?というところから学びました。
呼吸器系の患者さんは、立ち上がったり歩いたり日常の何気ない動作において息切れや苦しさを感じます。また、その息苦しさによって動けず、生活の幅が狭くなることもあります。「呼吸リハビリテーション」では患者さん自身が自立できるように継続して支援するための医療です。

この「呼吸リハビリテーション」の期待できる効果は下記のような様々なものがあります。
①運動能力の増大(体力アップ)
②自覚的呼吸困難の軽減(息切れを軽くする)
③健康関連QOLの向上(生活の質の向上)
④うつ気分や不安を軽くする
⑤生存(寿命)を延ばす

今回も千北診療所のときと同じく、上記に挙げた③の患者さんの生活の質を知るため、チェックシート(SGRQ)に記入しました。具体的に、このチェックシートは50問あり、この1年間でどのような呼吸器の症状があったのか、また、その程度はどのようなものであったかなどの質問に対して5つの項目の中から1つを選択します。その他、どのような行動で息切れを感じるのか、また、胸の症状が生活上、どう影響しているのかを“はい”か“いいえ”で答えたりします。

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最後は肩や首を動かし、呼吸トレーニングを行いました。みんなで楽しくすることができました。

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開催後のアンケートでは、10人中9人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、8人中2人が呼吸リハビリを【毎日している】、5人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に、「みんなが集まるから楽しい、帰る頃には元気になっている」や「なんでも教えてください」という声もありました。また、「時々外での呼吸リハをお願いします」といった意見もありました。

次回からの楽らく呼吸会ではのざと・姫島・千北診療所にて排痰法などの勉強をする予定となっています。今回は2人も新たに参加していただきました。興味のある方は是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!そして、自分の生活に少しでも役立てていただければと思います!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・姫島診療所……7月19日(金) 14:30~16:00(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

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