あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

冬鳥の見納めの3月 矢倉海岸定例探鳥会

3月4日(土)矢倉海岸定例探鳥会を開催しました。参加者は21人でした。

春は鳥たちにとって、産卵と子育てを始める季節です。

産卵子育てする場所も、大阪に留まる鳥、山の方に移動する鳥、北国に渡る鳥など、鳥の種類により様々です。

居場所を変えずに繁殖する鳥は留鳥、主に日本国内で移動する鳥(冬は大阪ですごし繁殖は近隣の山へ移動するなど)は漂鳥、冬は日本(本州等)ですごし繁殖のため北国に渡る鳥を冬鳥(冬の時期だけみられる)とよび区別しています。

3月は冬鳥のシーズン最後。見納めの時期ですね。

 

ジョウビタキ 冬鳥

メス
DSCN1955

オス
DSCN2046DSCN2048
・色合いは違いますが、オスメスともに羽の模様で白い紋が特徴。

 

ヒドリガモ 冬鳥
DSCN2088

オスメスのカップルで泳いでいました。

カモの仲間はカルガモ以外は、冬鳥です。冬は水辺でたくさんみられるカモたちも春の到来とともに北国に渡ります。こちらのカモカップルも一緒に渡るのでしょうか。

 

イソヒヨドリ 留鳥
オス
DSCN2026

逆光のため、色が悪いのですが、青とオレンジの鮮やかなツートンカラーの鳥です。

メス
DSCN2094

メスはやわらかなグレーの色をしています。

 

シジュウカラ 留鳥

DSCN2105DSCN2111
白いおなかの黒い縦じまが特徴。縦じまが太いとオスで細いとメス。写真はオスです。

西淀川区ではシジュウカラの繁殖はみかけたことはないのですが、大阪市内では大阪城公園の森などで繁殖しています。

 

オオバン 大阪では冬鳥です
DSCN1994
立派な水かきをもています。

 

ミサゴ 留鳥
DSCN2003
矢倉定例探鳥会で毎度みられるおなじみの鳥です。
魚を食べます。

 

ハヤブサ 留鳥
DSCN2052DSCN2053

断崖に巣をつくる鳥ですが、泉大津市内のビルに繁殖していて話題に。ハヤブサも都市化に対応せざるを得ないということなのでしょうか。

西淀川でハヤブサがみられるポイントは、矢倉緑地公園から見た阪神高速湾岸線の橋げたの上です。この日もとまっていました。
DSCN2098
矢倉緑地公園に置いていた雀らしき鳥の羽根の残骸。小鳥を食べるのでハヤブサの仕業でしょうか!?

カンムリカイツブリ 冬鳥
DSCN2071

おまけ:矢倉緑地公園では木の枝に輪切りのオレンジがささっていました。
鳥たちへのおもてなし、ですね。
DSCN2049

 

観察種数 39種類
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジ、ドバト

2000年4月より、日本野鳥の会大阪支部と共催で実施してきた矢倉海岸定例探鳥会ですが、定例の形での探鳥会は今回で終了です。
最後に探鳥会のリーダーの杉田さんよりあいさつがありました。
DSCN2101

来年度からは、年3回の開催になります。
2017年 4月9日(日)、9月17日(日)、2018年2~3月開催予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
*集合場所、コースとも今までと変わりません。

詳しくはこちら

今回の探鳥会の最年少は5歳の女の子でした。
野鳥の会の西野リーダーが背の高さにあわせた望遠鏡を用意して子どもにもわかりやすい言葉で解説していました。
DSCN1990

愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんこれからもふるってご参加ください。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部(共催)のHPはこちら

記 ボランティアN

 

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード

コメントをどうぞ