土木学会「土木と学校教育フォーラム」でフードマイレージ買物ゲームの報告をしました
2012年7月28日(土)
東京の土木学会にて第4回土木と学校教育フォーラムが開催され
フードマイレージ買物ゲームの報告を行ってきました。
専門家と学校教育をつなぐ取り組みで、水質調査の実演や、土木の偉人を紹介するアニメの活用、コンクリートの授業など、多彩な取り組みが紹介されていました。
フードマイレージ買物ゲームでは、ゲームのやり方から、各地バージョンが作られている事を報告しましたが、
この教材が「交通」だけでなく「食」や「国際理解」、「家庭科」など、いろいろな角度から使用されていることから、
「都市からの遠方地が自慢の農作物を都市で売るという流れと逆らってしまうのではないか」という意見などが出ました。
私どもはこの教材を作る時に、背景を知ると、1つの解決方法がないということで「モヤモヤする」けど、そのモヤモヤすることが大切なのではないかと話し合ったことをお伝えしました。
多くの人に興味を持ってもらえたようで、「東京版をつくりたい」といった声も。
実現できればいいなぁと願っています。
教材展示も出来たので、大気汚染ブロックを松村暢彦先生が展示して下さいました。
皆さん、真剣にブロックを積んでいます。
そして、フードマイレージの第一人者である中田哲也さんとお会いすることができました。
中田さんのブログはこちら
中田さんと教材についてお話しすることができて、とても元気になりました。
まだまだ、フードマイレージの概念を伝えることは求められていると思います。
分野の違う人と出会い、刺激をもらった一日でした。(林)