静岡市が主催する「静岡市環境大学2020」の1コマとして、フードマイレージ買い物ゲームを実施しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のために、教材を静岡にお送りし、講演部分はオンラインで行う形で実施しました。
事前にスタッフの方と段取りの打ち合わせを重ねた結果、当日の進行もスムーズに行われました。
感染症対策のために、グループワーク実施の際には様々な配慮が必要ですが、工夫次第で可能性は広げられると実感した講座でした。
最後に、参加者の感想をいくつか紹介します。
・買い物からエコと心がけていましたが、まだまだ甘いなと思いました。静岡の自給率の低さに驚きました。自分の行動が社会全体、地球全体に及ぼす影響も考えたいです。大変勉強になりました。
・普段の生活の中でフードマイレージなど気にしていたことは無かったので、今日の買い物ゲームをさせていただき、産地や輸送方法など考え、また自動車を使用するのではなく、できる限り徒歩や自転車で買い物をしたいと思いました。
・買い物をするときの考え方が変わりました。特に地産地消のことを深く理解することができました。様々な面(鮮度、味、フードマイレージなど)を知ることができました。
・便利ばかりを追求したライフスタイルになっていました。食べることは健康にもつながるので、“旬”にこだわった生活をしていきたい。
・街中に住めば、徒歩や自転車で買い物はできるが家庭菜園などができなく、田舎に住めば自分で畑はできても買い物が必要になったら車ででかけるしかないので、どちらがいいのかというのは難しい選択だと思います。
・「食品ロス」ではなく、「食材そのものから考える」という点で、今回は深い学びとなりました。何を選ぶのか、そこから考えていくきっかけとなりました。
・買い物や移動の「社会的責任」を見直すきっかけになりました。
・昔と今を比較して考えることがなかったが、今さらながら豊かさに安住していることを痛感した。少しでもフードマイレージが減少するようこころがけたい。