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7/19 楽らく呼吸会(姫島診療所)で排痰法について勉強しました。

こんにちは。
2013年7月19日(金)、姫島診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は前回に引き続き西淀病院の理学療法士の廣野さんと榎田さんを講師に迎え、排痰法について勉強しました。参加者は14人(内、患者さん9名(家族の方を含む)、理学療法士2名、看護師1名、スタッフ2名)でした。

のざと、千北での排痰法のやり方をみなさん試されたでしょうか?

今回はなぜCOPDの患者さんは痰が出せないのか詳しく知って行きましょう!
出せるようにするためには3つポイントがあります。

1つ目はしっかり水分を取りましょう!1.5ℓ/日が目安だそうです。
痰がねばねばしているとなかなか出しにくいとのことでした。
そこで、水分をとることで痰を柔らかくでき、出しやすくなります。

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2つ目は必要なのは重力です。
肺の中には細い線毛という毛が生えています。
通常はその線毛が痰を絡め取り、気管の方へ痰を出していくそうです。
最後に「エヘン」と咳をすると痰が出てくるというわけです。
しかし、患者さんはその線毛が上手く働いてくれません。
そこで重力を使います。今までやってきた呼吸体操は肺を動かしてくれます。
肩の上げ下ろしや首を左右に倒したり、胸を張ったりしましょう。

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それでも出てこないときは横になってみると痰が出やすくなるということでした。

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3つ目は深呼吸です。
普通の呼吸(20~30秒)→深呼吸(3~4回)を2回ほど繰り返しやることで肺全体に空気が入り、痰が出やすくなります。

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この3つを踏まえて、排痰法をやってみてはいかがでしょうか?

詳しいやり方はコチラ → のざと診療所(6/14)千北診療所(7/18)

最後に千北でもやったシャボン玉をしました。
これをすることで口すぼめ呼吸を自然にできるようになるのです。
今回は天気もよかったので、外でやってみました!
みなさんもぜひやってみてください。

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開催後のアンケートでは、9人中全員が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、9人中3人が呼吸リハビリを【毎日している】、3人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に、「今日先生に呼吸リハビリしていただいてヒューヒューが少し楽になりました。」という声もありました。

今回はまた新たに1人の方に参加いただきました。
患者さんだけでなく、患者さんの家族の方もたくさんきていただいています。
少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…8月9日(金) 14:00~15:30(栄養について予定)
・千北診療所……9月19日(木) 14:00~15:30(栄養について予定)
・姫島診療所……9月20日(金) 14:30~16:00(栄養について予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

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