冬の渡り鳥など40種類!
2月7日(土)、第150回矢倉海岸定例探鳥会でした。
阪神なんば駅福駅に9時30分に集合し、大野川緑陰道路を通って淀川の河川敷に出、河口にある矢倉緑地公園を目指します。
じっとたたずむムクドリ。
ハクセキレイが可愛く尾をふりウォーキングしながらお出迎え。
ナンキンハゼをついばむスズメとカワラヒワ。混ざっています。カワラヒワが落ちた実ではなく木の枝から直接実を食べているのを見てスズメがまねしているのかもとのこと。鳥も学習するようです。
■淀川堤防
河川敷の草地のヒバリ。春にかけて繁殖、子育ての時期を迎えます。
黒い体に白いくちばしが特徴のオオバン(左)と、ヒドリガモオス(右)。
ヒドリガモの雄雌が2匹ずつ。カップルでしょうか?
ヒドリガモは藻や水草等を食べます。岸で首をつっこみでえさを食べていました。
水面をとぶアオサギ。お尻~足を撮影(写真がワンテンポ遅かった…)
カンムリカイツブリ。冠のような飾りが頭にのってます。
河川敷の草地にツグミ。シベリアの方から越冬のため飛来します。
■船たまり
黒と白のコントラストが鮮やかなキンクロハジロ。
カモメ 冬鳥です
■工場緑地
キジバト。大野川緑陰道路等を歩いているドバトとは違います。首筋と羽の模様が特徴です。
ジョウビタキメス。ジョウビタキも越冬でわたってきています。この日はオスもメスもたくさんみました。
■矢倉緑地公園
ジョウビタキオス。警戒心が比較的薄く近づいても逃げずにいてくれました。歩いたり、羽ばたいたり、くるっとまわってみたり・・・いろんなポーズをみせてくれました(思わず激写)
ベニマシコ。矢倉緑地では珍しい野鳥です。2000年4月から探鳥会を続けていますが過去の出現回数は4回でした(前回は2013年3月に出現)。
■神崎川河口
例年より神崎川の河口はカモ類の数が少ないです。高速道路の橋の下など沖合の方には固まっているのですが…釣人が入ったり、ボート遊びが入ったりすることも影響しているようです。
■おまけ:淀川対岸の景色
鳥とは関係ありませんが、淀川対岸の景色もよく見えます。
舞州の清掃工場の煙突。独特の形です。写真はとりませんでしたが、USJのハリーポッターのアトラクションの屋根も見えますよ。
あべのハルカス(天王寺駅)と京セラドーム大阪(大正駅)
左の高いビルはオーク200(弁天町駅)
43号線の向こうに、梅田のビル群。スカイビルの独特の形が目印です。
こうみると、環状線沿線の高層ビルが淀川向こうに見渡せますね。
◆出現した野鳥(40種)
オカヨシガモ/ヒドリガモ/マガモ/カルガモ/オナガガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/スズガモ/ホオジロガモ/カイツブリ/カンムリカイツブリ/ハジロカイツブリ/キジバト/カワウ/アオサギ/オオバン/イソシギ/ユリカモメ/カモメ/セグロカモメ/オオセグロカモメ/ミサゴ/ハシボソガラス/ハシブトガラス/シジュウカラ/ヒバリ/ヒヨドリ/ウグイス/メジロ/ムクドリ/シロハラ/ツグミ/ジョウビタキ/イソヒヨドリ/スズメ/ハクセキレイ/カワラヒワ/ベニマシコ/アオジ/ドバト
40種類以上出たのは過去に2回だけでした。(2009年5月の42種類が最多)
参加者は14人でした。
次回は
3月7日(土)
集合は9時30分~ 集合は阪神なんば線福駅
解散は12時30分 矢倉緑地公園です。
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
(小平)