楽らく呼吸会(のざと診療所)で呼吸リハビリと体力測定をおこないました(10/14)
2016年10月14日(金)にのざと診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は西淀病院から理学療法士の渡邊さんを講師に迎え、呼吸リハビリと体力測定を行いました。参加者は10人(内、患者さん8名(家族の方を含む)、理学療法士1名、スタッフ1名)でした。
まずは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんの状態について説明がありました。
COPDは肺や呼吸だけでなく、全身に大きな影響があります。
たとえば、COPDの患者さんは、一生懸命呼吸をしようするので、通常安静時には使われない僧帽筋 などの筋肉が発達するので、見た目でわかる場合もあるそうです。他にも抑うつ、体重減少、骨粗しょう症などにも影響を与えます。ですので、呼吸法、呼吸体操、栄養、筋力トレーニングといった包括的な対策が必要です。
お話を聞いた後は、呼吸リハの運動を実施しました。
そして、COPDアセスメントテスト(CAT)という記載式のテストをおこなって、握力測定、30秒椅子立ち上がりテストをおこないました。
みなさん少しでも記録をのばそうと、取り組んでおられました。体力測定は定量的に体力を計測できますので、客観的に自分の体を見つめ直す機会になったのではないかと思います。
少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!
■次回予定 ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所……11月17日(木) 14:00~15:30(運動、体力測定)
・姫島診療所……11月18日(金) 14:30~16:00(運動、体力測定)
・のざと診療所…12月9日(金) 14:00~15:30(禁煙について)
谷内
本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進事業(NPO法人等との協働事業)」の一環です。