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新潟水俣病・公害スタディツアー ユース参加者募集(2018/8/30~9/2)

環境省平成30 年度ユース世代による公害体験の聞き書き調査業務
新潟水俣病・公害スタディツアー

日時:2018年8月30日(木)~9月2日(日)
場所:新潟県立環境と人間のふれあい館、菱風荘ほか
対象:ユース世代(若者世代)*20代まで
募集:20名
参加費:無料(宿泊・食費。新宿から送迎バスを運行)*新潟現地集合の場合は交通費をご負担ください。
応募要件:
原則、スタディツアー全日程参加、事前勉強会参加、事前レポート・事後レポート提出が条件。
応募者多数の場合は、応募動機を考慮に入れて選考。

ちらし

申し込みフォーム
https://goo.gl/bRYjRc

2015年5月31日は、新潟水俣病公式確認から50年でした。
汚染された環境は改善されて、
公害は過去の出来事とみなされつつありますが、
公害被害者の補償の問題など、未だに継続している問題があります。
公害の被害を受けた当事者は高齢化しており、当時を知る人が少なくなっています。

公害の被害とは何か、地域ではどんな葛藤が起きたのか。
過去の経験と記憶を、ユース世代の視点で聞き取り、未来に向けて発信する試みに参加しませんか?

ユース世代の感性で、公害被害地域のこれまでの歩みを再評価し、発信することで、
地域再生に関わる人々が、これから歩むべき道について、新たな視点を得ることができるかもしれません。

そして、参加したユース世代のみなさんには、
この聞き書きから学んだこと、公害地域から学んだことを生かして、
日本のまた世界の地域の持続可能性について考え、
SDGsの達成に向けて、様々な領域で行動を始めてほしいと考えています。

ぜひ、ご参加ください。

■事前レポート
下記3冊の課題図書のうち1冊を読み、その感想と「新潟の現場で何を学びたいか」をA4判2枚程度にまとめて、8月24日までに事務局に提出してください。
<課題図書>
関礼子 『阿賀の記憶、阿賀からの語り―語り部たちの新潟水俣病』新泉社
斉藤恒 『新潟のメチル水銀中毒症 その教訓と今後の課題』文芸社
坂東克彦 『新潟水俣病の三十年―ある弁護士の回想』日本放送出版協会

■事前学習会
1)日時 2018年8月28日(火)10:00~15:30
2)場所 立教大学 5号館 5210教室
3)講師 関礼子先生(立教大学)、高田研先生(都留文科大学)
4)内容 新潟水俣病に関する講義と、参加者の問題意識の共有(グループわけ)

■公害スタディツアー
1)集合・解散場所:JR新宿駅 西口工学院大学前(予定)8:00
*八王子からの乗車・下車も可(希望者には後日、集合場所・時間を連絡)
*会場の「新潟県立人間と環境のふれあい館」現地集合・解散も可能。その交通費はご負担ください。
2)費用:無料(宿泊・食費込み。新宿から送迎バスを運行)
3)主な研修会場:
・新潟県立環境と人間のふれあい館(新潟水俣病資料館)1階研修室
・菱風荘「体験蔵」
4)宿泊場所:菱風荘(新潟市北区前新田乙364-1)*ふれあい館の隣
・基本的に相部屋です。ご了承ください。
・各コテージに、バス・トイレと簡単なキッチンあり。
・菱風荘は「体験蔵」「宿泊蔵」共にFree Wi-Fi

5)スケジュール(予定)
<1日目>
8:00 新宿駅西口集合
14:00 開会
・新潟県立人間と環境のふれあい館 見学
・公害被害者のお話
・新潟水俣病を診察してきた医師のお話
夜:交流会

<2日目>
午前:フィールドワーク(鹿瀬周辺)
午後:グループに分かれて聞き書き
(患者宅、医師・支援者、弁護士、ケア施設)
夜:グループごとに聞き書き内容のまとめ作業

<3日目>
午前:グループに分かれて聞き書き
(医師、弁護士、行政)
午後:ミニフィールドワーク
夜:グループごとに発表準備

<4日目>
午前:発表会、振り返り
14:00 閉会、現地解散
19:30 新宿駅解散

■事後レポート
グループ毎に聞き書きの内容を文字起こしし、まとめて提出していただきます。
(11月頃締め切り予定)

<参考>

公害スタディツアー2010
2010年の公害スタディツアーの様子はこちら
http://www.studytour.jpn.org/niigata0_menu.html

<問合せ先、事務局>
あおぞら財団 (公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885  webmaster@aozora.or.jp
担当:林、栗本

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