大阪市立中学校教育研究会特別活動部研究発表会
2008年10月15日 大阪市立咲くやこの花高等学校にて
西淀川ESDで取り組んでいる
いろいろな学校(中・高・大)や地域の交流で
西淀川高校の菜の花プロジェクトを支えてきた活動報告を
大阪市立中学校の特別活動の担当の先生方に報告してきました。
大阪市立中学校は120校ほどあるのですが
研究会には90名参加されていました。
実践報告は梅南中学校の柿花正信先生です。
夏休みに中高の交流事業として取り組んできたこと
の発表ですが、最初は
「なぜこの場に大学生や地域の方がいるのだろう?」と疑問に思ったそうです。
菜の花プロジェクトを通じて、柿花先生が感じたことを紹介します。
「「菜の花プロジェクト」や「あおぞら財団」、「現代GP」、「ESD」について改めて調べてみて、「菜の花プロジェクト」の規模やその背景にあるものの大きさに驚いた。西淀川高等学校の背後には、地域、区、大阪府、そして日本や世界につながっていくものがあったからである。
「「菜の花プロジェクト」という実体験を通じて、生徒たちは、環境について考えるだけでなく、環境問題を通じて色々な立場の人たちの、縦のつながり、横のつながりをも感じることができたのではないかと思われる」
また、菫中学校の南野先生から
放送部が作成したパワーポイントの披露がありました。
一年後には、放送啓発番組に編集するとの事です。
その後、西淀川高校の辻先生とあおぞら財団の林が少しだけ活動報告をさせてもらいました。
市教育センターの指導助言でも
「つながり」をキーワードにいろいろな人が一緒に活動していることに驚いた。環境教育を切り口にしながら人と人をつなげようとしている。菜の花で循環型社会を作ろうとしているが、それ以外にも循環していて、いろんな智恵の中で生かされていくものなのだと感じた
との言葉をもらいました。
「つながり」というキーワードがプロジェクトの参加者に伝わっていることが
とてもうれしく思いました。
ESDの輪が西淀川から大阪市に広がっていくきっかけになればと願います。(林)