緑陰道路で「春」をさがそう(第5回緑陰道路サロンイベント)
「緑陰道路サロン世話人会」が主催する第5回緑陰道路サロンイベント「緑陰道路で「春」をさがそう」が、3月14日開催されました。(財団は事務局として関わっています。)
冷たい雨の降るあいにくのお天気の中、10名(スタッフ含む)の参加者が福駅に集合。緑陰道路を歩きながら、御幣島駅近くにある喫茶サザンカを目指します。約2km近い距離の緑道ウォークです。
今回は西淀自然文化協会の村瀬さん、鈴木さん、林さんに案内をして頂きました。
教えてもらったたくさんの緑陰道路の生物に関するお話や遊びの中からいくつかを紹介します。
この草地に団子や天ぷらにすると美味しい「ヨモギ」や、「ハタケニラ」「ノビル」が茂っています。
つまんでお味見です。
緑陰道路にもたくさんのクスがはえています。
クスの大木の幹回りの長さをはかり、樹齢を計算する方法を教えてもらいました。
人間にとっては刺されるとかゆい嫌な虫ですが、鳥たちにとってはエサになるとのこと。
コンクリートの割れ目に根を張るネムノキ。実もなっていました。
「ど根性ネムノキ」と名付けられました。
ゴールはもうすぐ。この頃になると、雨もあがり晴れ間も見えてきました。
喫茶サザンカのランチを楽しんだ後、コーヒーをのみながら村瀬さんよりまとめのお話や感想などを交換しました。
参加者の感想(一部抜粋)
・秋に同じコースで回り、発芽した樹木がどんな木になっているか見て回りたい。
・自然界の営みを説明していただき、観察することの楽しさを再確認しました。ありがとうございます。参加することを楽しみにしております。
・区内の神社、寺院をめぐってみたい。できれば歴史的なこと、創設から今日までのことをしりたい。
・普段何気なく通っている緑陰道路にこんなに面白いモノがあったのか・・・!驚きと発見の連続でした。