矢倉海岸定例探鳥会 3月
3月7日矢倉海岸定例探鳥会を開催しました。
この日は、小雨が降る天気でしたが、幸い探鳥会実施中は雨がやんていました。
そんな天気の中でしたが14名が参加。最年少は区内の小学2年生の女の子。おばあちゃんと参加です。
まずはシジュウカラのオスが大野川緑陰道路でお出迎え。
お腹の黒い線が太いとオスで、細いとメス。
淀川の堤防に出ると、河川敷にヒバリが。
春を告げる鳥として昔から親しまれていますね。
ヒバリはこれから産卵、子育ての時期を迎えます。
トビが舞っていました。尾の先端の形が凹型なのが特徴。日本の猛禽類でこの形はトビだけだとか。
トビは、死んだ動物の肉やカエル等の他、残飯も食べます。
弁当をトビにとられないよう注意を促す立看板を、行楽地で見たことある人はいませんか?(私は淡路島を通る高速道路のサービスエリアで見ました)
西島川河口。ここは潮の満ち引きで砂地が出ることもあり、えさをもとめ野鳥がたくさん集まってきます。
先日、大阪を舞台にした「味園ユニバース」という映画を見に行ったのですが、その中でこの場所(風景)が使われていました。(5分位の映像だったと思う)
野鳥の会の人にその話をしたら「鳥は映っていたか?」聞かれましたが、分りませんでした。
(いつも何か鳥がいるのでうつっているとは思うのですが画面の中では確認できず)
映画の中の風景では、西島川にいくつもの橋がかかっているのが印象的だったのですが、人の目線では手前の橋しか見えませんね。かなり高いところから撮影したのではと思います。
淀川河口。
茶色の頭の鳥の群れが、ヒドリガモのオスメス。
手前のグレーと白と黒いカラーで1羽じっとしているのがスズガモです。
ヒドリガモはよくなきます。この日も口をあけてないていました。
淀川河口のカンムリカイツブリ。
写真のように潜水して魚をとって食べます。
いるなと思うとすっと消えてまた少し違う場所からにゅっと出てきます。
神崎川河口。
この日、神崎川の河口にはボートのレジャーで楽しんでいる人がいました。
ただ残念なことに、数千羽といるスズガモやホシハジロなどの群れが、ボートが通るたびに驚いて一斉にとびたちます。
ホシハジロもスズガモも越冬のため、冬の間だけ北の国から渡ってきて、滞在している鳥たちです。
ボートがくるたびに飛び立ち、旋回し、着水していました。
これから温かくなると、北国へ長距離を飛んで帰っていくことを思うと、ここでゆっくり休息できないのは心配です。
神崎川の河口から矢倉緑地公園にもどるとき、タヒバリ(右上)がいました。ジョウビタキオスとのツーショット。
タヒバリは珍しい野鳥です。
出現した野鳥(33種類)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、ドバト
次回は
4月4日(土)
集合は9時30分~ 集合は阪神なんば線福駅
解散は12時30分 矢倉緑地公園です。
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
(小平)