Greenプロジェクト・スタート
3月14日(月)に、「西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(第一回)」を開催しました(10名参加)。
区内には、緑豊かな大野川緑陰道路、歴史ある神社、味わい深い路地のある街並み、いろんなモノづくりの工場など魅力的な空間がたくさんあります。
一方で、近年は、工場が移転し、その跡地がマンションや一戸建群に変わり、見慣れた風景があっという間に変わってきています。
また、昨年、地域交流スペース「あおぞらイコバ」を近所の方や学生さんに協力してもらいながら、セルフビルド(自力建設)でつくりました。
そのつながりの中で、改めて、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えてみようということになったわけです。
第一回ということで、まずはメンバーの顔合わせ。なんの会議がよく分らないうちに参加した方が大半です。互いに、これまでの住宅や建築との関わりなどについて語っていただきました。出てきたキーワードは、長屋、お年寄り、学生、減築、太陽光発電、庭・緑化、自力建設、木造、西淀川での住まい歴、家を買う、環境って何?など。
ついで、代表の松富謙一さん(CASE/まちづくり研究所※1)が、これまでの経験をもとに、コーポラティブ住宅について報告されました。いろんな人が集まって共同で家を建てるそうで、そのメリットやデメリットを話してもらい、出来上がった素敵な住宅の写真も見せていただきました。
続いて、姫島在住の戸田都生男さん(戸田環境企画研究所主宰※2)から、木匠塾の活動について報告いただきました。建築系の学生を中心に、各地の林業地域(川上村・六甲山・美山など)で林業体験や建築制作などを行い、木や山について学ぶとともに、山村の方々との交流なども行っておられます。お薦めの本も紹介してもらいました。
最後に、今後について意見交換しました。実態把握調査や住まい方についての聞き取りをして、研究会も定期的に開きつつ、まち歩きのイベント・講演会などをやりつつ、将来的には事業を立ち上げたいな、ということになりました。
ちなみに、このプロジェクトはGreenプロジェクトと名づけました。英語の頭文字をつなぎあわせていますが、さて何でしょうか?
ぼちぼちやっていきたいと思いますが、参加者募集してます。興味のある方、是非どうぞ。