東日本大震災の被災地視察 2日目 盛岡
17日(日)「盛岡市・岩手ボランティアセンター訪問」
盛岡市に戻ってきて、岩手県立大学の山本克彦先生のお話を聞いました。
山本先生は岩手県災害ボランティアセンターに詰めて活動しています。
ここの施設は、避難所になるとともに、全国から社会福祉協議会の方々がスタッフとして派遣されて、県内各地の災害ボランティアセンターの支援をはじめ、被災地への様々な支援を行なっておられます。岩手県内には、369箇所の避難所があり、41,728人の方が避難されています(うち避難所18,459人、在宅23,269人、2011.4.21現在)。
山本さんからは、各地の避難所での支援の状況などを伺いました。①被災地が広大であるため、現段階でも、支援物資と配送関係がまだ完全には構築されていないこと、②行政では行き届かない部分をNPOが担ってほしいと期待しており支援団体をつなぐ会議やMLを設けたとのこと、③大学生ボランティアの活躍やボランティア・コーディネートの必要性、④災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(http://www.shien-p-saigai.org/)や企業からの支援活動(例:学生支援にユニセフが協力してバスを出してくれていること、など)などの話を伺いました。NPO・大学/学生・企業・社協・自治体の連携が大きな力になっており、NPOもどこかの地域に拠点に、顔なじみになって支援を続ける大切さなどを教えていただく。
[全日程]
訪問地と趣旨を記しています
[日程] 各日ごとの記事とリンクしています
16日(土) 葛巻町 森と風のがっこう 訪問
17日(日) 岩手県立大学山本克彦先生からヒアリング 岩手県ボランティアセンター訪問
18日(月) 遠野山・里・暮らしネットワーク 訪問
npo法人 ねおす 活動参加
19日(火) 大槌(町会議員の方)
遠野まごころネットの会議に参加
20日(水) 陸前高田 市会議員の方と合流
バイオディーぜルアドベンチャー 山田周生氏と相談
21日(木) 遠野山・里・暮らしネットワーク 訪問 視察後の打ち合わせ
岩手大学・三宅諭氏(都市計画・村づくり)からヒアリング