ベトナム訪問記2018-1
2018年3月4~13日まで、あおぞら財団・藤江研究員は、ベトナム社会主義共和国(ハノイ・フエ・ホーチミン)を訪問し、日本・ベトナム両国の公害・環境問題について意見交換を行いました。
3月5日
昨日、ミャンマー・ヤンゴンからベトナム・ハノイに到着。
街中では、オートバイの波とクラクションの音に圧倒されます。
午後から、ベトナムの環境NGOのLIVE&LEARNさんを訪問してヒアリング。
http://www.livelearn.org/locations/vietnam
「ベトナムでの環境活動は?」など、2時間ほどお話しを伺う。
・2009年に設立され、スタッフ17名、アルバイト50〜100名、国内15カ所に支所がある、最大規模かつ老舗の環境NPO。
・子どもや青年の発達や成長に寄与するための環境教育を中心に、
①たくさんの人に環境問題を知らせる
②環境汚染を防ぐための行動
③エコ・コミュニティを広げる など
・ベトナムでも大気汚染やゴミ問題、地球温暖化対策、エネルギー問題などがあるが、広く理解されているわけではないため、子ども達から啓発活動を進めている。
・現在、50以上の団体と環境のネットワークづくりを進めている。ベトナムにあった取り組み方で進めていきたい。
・日本のNGOの訪問は初めてなので、今後も経験を共有していきたい。日本の公害資料館にも行ったことがあるスタッフも。ベトナム語の資料があればほしい。
最後に、建物を見学させていただく。映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気のある事務所でした。
special thanks:通訳ハーさん
※本ベトナム訪問は平成29年度大気汚染経験等情報発信業務の一環として行っています。