矢倉海岸定例探鳥会(11/5、第118回)
日時=2011年11月5日(土)9:30~11:30
場所=大阪市西淀川区 阪神なんば線「福」駅~矢倉緑地公園
天気=くもり時々雨
参加=5人
予報では午後から雨だったのですが、朝から降ったりやんだりのお天気でした。そのせいか、参加者はいつもより少なめでしたが、「楽しんでいきましょう。ときどき、鳥を見たりしてね」というリーダーさんの言葉が面白かったです。だって、鳥を見るのがメインなのに、「ときどき」でいいんですね。なんか、リラックスします。
話題はいきなりカラスのこと。都会ではハシブトガラスが多いのですが、北海道のように牧草地の多いところではハシボソガラスが多いとのこと。「ブト」と「ボソ」の違い。見た目は、「ブト」の方がやや大きく、額がでっぱっています。でも、遠目では私にはなかなか見分けがつきません。「カラス」ということはわかるのですが・・・。
■空高く飛ぶヒバリを見るときは、誰しもこんな格好になりますね。
今日は歩きながら、野鳥の会の橋本さんが鳥の英語名をいくつか教えてくださいました。日本語名さえなかなか覚えられないのに、えらいこっちゃ。
ムクドリは、White-cheeked Starling。cheekは頬。頬が白いからwhite-cheeked。なるほど。
セグロカモメは、Herring Gull。
調べてみると、herringは「ニシン」「背が黒」という意味があり、gullはカモメ。
「ヘリングガール?」という私に、
「あんたのような、girl(ガール)とちゃうで、gullやで」と発音の違いを指摘されました。難しいっ!
“Herring Gulls are taking a rest on the electric tower.” (セグロカモメが鉄塔で休んでいる)って、横でひっそり、つぶやく橋本さん。鳥の描写が英語とは、国際的な探鳥会です。
先月に比べて、カモ類が増えてきました。ホシハジロ300、スズガモ100ぐらいの群れが2つほどありました。
本日の鳥。
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、スズガモ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、セッカ、アオジ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト(計22種)
次回は、20111年12月3日(土)に開催されます(AM9:30福駅集合)
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記:あおぞら財団・鎗山