にしよどチャリンコ祭り その2
今回は、去る10月10日に行われた「にしよどチャリンコ祭りin大野川緑陰道路」のイベントにおける内容について紹介したいと思います。主な内容は「ベロタクシー試乗会」、「デコチャリ(自転車の装飾)」、「自慢の自転車コンテスト、試乗」、「にしよど自転車マップ」でした。
・ベロタクシー試乗会
「ベロ」はラテン語で自転車の意味で、いわゆる自転車タクシーです。日本では京都市内で走り出したのを皮切りに東京、大阪などでも走っています。今回はNPO法人の環境共生都市推進協会VELOTAXI JAPANより大阪心斎橋の方で駆動している一台をお借りして試乗会を行いました。財団理事のアグネスチャンさんをはじめ100名以上の方に試乗して頂きました。
大野川緑陰道路の自転車道の一部において半日ほど走らせていた間も特にトラブルも無く、乗り心地も静かで緑陰道路の緑を楽しみながら快適な乗車と言え、大野川緑陰道路にピッタリな交通手段と思えるものでした。
・デコチャリ
今回のデコチャリづくりは、通行されている方々から参加者を募り円盤型パネル上に自由に絵の具やスプレーでペインティングしてもらい、それを自分の自転車のホイール部分に取り付けることで装飾するという形式でした。
子どもたちや親子連れの方々に参加して頂き、オリジナル自転車づくりにチャレンジしていました。
・自慢の自転車コンテスト、試乗会
大阪近辺に在住されている自転車乗りの方々に呼びかけて、所有されている珍しい・凄い・お気に入りな自慢の自転車を持ち寄ってもらい、それの披露会並びに持ち寄って下さった方々の御厚意により大野川緑陰道路上において試乗もさせて頂きました。それとは別に堺市の方にソーラー発電駆動の自転車や自転車発電機(イベント進行におけるマイクのスピーカーの電源にも利用)をお借りして来てイベント盛り上げの一助と致しました。
持ち寄って頂いた自転車のバリエーションは、寝そべった体勢で運転出来るリカンベントが3種(三輪の前二輪後一輪タイプ、三輪の前一輪後二輪タイプ、二輪タイプ)、不思議なクランクの自転車、ハンドルがクネクネして乗りにくい自転車(「乗れる物なら乗ってみろ」が販売された時のキャッチコピーで簡単に転けます)、アメリカンバイクのようなクルーザー、折りたたみ自転車、昔ながらの運搬車など、個性的な自転車が勢ぞろいでした。
「スピードが出る」「ウン十万円します」「頑丈です」「折りたためば電車に乗れます」など愛車についてのスピーチに続いて、デモランと試乗会という流れでした。
・にしよど自転車マップ
道路環境市民塾の参加者有志によって作成中の西淀川区を自転車で快適に走るための「にしよど自転車マップ」が初お披露目となりました。このマップは進化中ですので、「ここは要注意」「癒しスポット」などの情報をお待ちしています。
以上の内容で、財団職員、道路環境市民塾運営委員並びに参加者、一般の参加者の皆さんが一緒になって楽しいイベントであったように思います。11月3日には今回のイベントの主体となった道路環境市民塾の活動として評価会を行って評価点、反省点、今後の展開などについて検討いたします。また、11月12日の大阪府立西淀川高校の文化祭において今期道路環境市民塾の自転車マナー班が「チャリンコチャンピオン」のイベントを企画中です。
文責 南慎二郎(道路環境市民塾運営委員)