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ブログカテゴリー » 道路環境市民塾

元気でいきいき高齢者の足~免許返還後の交通施策~

6月14日(土)、連続講座『人にやさしい公共交通』の第3回目を開催しました。

*第8期環境フロンティア講座、第10期道路環境市民塾として開催しています。(企画運営:道路環境市民塾)
*この事業は
土木学会市民普請支援事業の助成をうけて運営しています。

テーマ:第3回 6/14土『元気でいきいき 高齢者の足 ~免許返還後の交通施策~』
講師:北川博巳さん
(社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団福祉のまちづくり研究所主任研究員兼研究第一グループ長)
日時:2014年5月31日(土) 10:00~12:00
場所:あおぞらビル3階会議室
参加者:13人

北川先生からは、
・高齢社会像
・高齢者と運転
・運転の段階
・では公共交通は?地域での課題は?
・軟着陸できる移動手段を目指して
という流れでお話を頂きました。

コピー ~ DSC_0951

講演の後は、参加者同士の共有タイム。①分かったこと、②質問・疑問に思ったことをグループに分かれて共有します。
コピー ~ DSC_0959

各グループで出た意見を発表してもらい(黒字)、北川先生にそれに対するコメント(緑字)を頂きました。
コピー ~ DSC_0964

「軟着陸できる移動手段を目指して」という言葉で北川先生はまとめていましたが、いかに高齢者が納得し返納し、その後も豊かに人生がおくれるかという視点にたちお話をされていたことが印象的でした。

例えば交通の多い都市部と、農業でどうしても使わざるを得ない農村等、地域によって背景も異なり財政的な限度もあります。地域の実情に応じて地域社会で制度をつくっていく必要性を感じました。

【参加者の感想】
・なるほどと思うことが多かったです。移動の自由について、制度、モノ、人とのバランスが大切なことなど考えることができました。
・大変勉強になりまいたが、問題の難しさは簡単には解決できないことがわかった。
・高齢者の交通問題の現況がよくわかった。また、グループでの意見交換や発表も良かった。
・公共交通整備・バス運行にはコストがかかり赤字かもしれませんが、高齢者ドライバーはの事故が減ったり、皆が健康になることで、社会全体のコストは削減されるのだと思いました。
・人数もちょうど良く話やすい。
・市民が問題意識をもつ良い機会。
・討論時間が楽しく、意見交換がためになったです。

次回はいよいよ連続講座の最終回。

第4回 交通バリアフリーの到達点と課題 講師:三星昭宏さん(近畿大学名誉教授)

日本の交通バリアフリー政策を牽引してきた三星先生から、目指してきたこと、クリアできたこと、できなかったこと、をお話しいただきます。
7/5土 10時~12時 あおぞらビル3階

皆さんふるってご参加下さい。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2014年6月16日5:39 PM

子育てと移動環境/連続講座「人にやさしい公共交通」第2回(5/31)

5月31日(日)、連続講座『人にやさしい公共交通』の第2回目を開催しました。

テーマ:子育てと移動環境 ベビーカーと交通安全
講師:西本由紀子さん(神戸女子大学家政学部助手)
谷内久美子さん(日本学術振興会特別研究員/大阪大学)

日時:2014年5月31日(土) 10:00~12:00
場所:あおぞらビル3階会議室
参加者:17人

*第8期環境フロンティア講座、第10期道路環境市民塾として開催しています。(企画運営:道路環境市民塾)
*この事業は土木学会市民普請支援事業の助成をうけて運営しています。

西本先生からは「車に頼らない乳幼児連れの移動~公共交通におけるベビーカー利用」。公共交通の中でもベビーカーを使いやすくするために国交省が作成した「ベビーカーマーク(今年3月発表)」ができた経緯や、ベビーカーを電車で利用することについて他の利用者がどう感じているか等のアンケートを基にお話を頂きました。マナーは、明文化できない問題だけに難しい問題ですね。

P1380881

実際に子育て中のお母さんがベビーカーのたたみ方も実演。子どもや荷物をかかえての折りたたみは、確かにとても大変です。

P1380833

西本先生の資料はコチラでご覧いただけます。

続いて谷内先生からは「子供の安全からみたまちの環境」というテーマで、お話頂きました。移動は子どもたちにとり、社会にふれる機会であり、発見・成長の場。母親として子どもの成長に対する願いや地域への思いも伝わった熱のこもった講演でした。

P1380843

谷内先生の資料はコチラでご覧いただけます。

また、実際に子育て中の田中さんから子どもを連れての移動についてお話をして頂きました。子育ての大変さは当事者でないとわからない問題です。聞いている人の心を大きく打つお話でした。

P1380864

講演の後は、参加者同士グループに分かれて意見交換。

P1380866

意見交換の後はグループごとに発表です。社会で子育てをしていくことの大切さや、公共交通は誰のためにあるのかを考えると「迷惑」と思うことに対しての警鐘をならすことが必要なのではという問題提起など、様々な意見が出ました。

P1380885

受講された皆さんからは、下記のような感想が寄せられました。

・知っているようで知らないことが多いベビーカーについて大変勉強になりました。馴れていけば、自然に解決できることも多いのではないでしょうか。
・障害を持っていらっしゃる方から「周囲に迷惑をかけないか気を付けないとダメなのか」という意見が出ていました。ベビーカーを含めて、出かける自由について貴重な意見が聞けたと思います。
・ハンディのある方への支援は当たり前であるとの社会啓発が日本ではまだまだ遅れていると思いました。
・公共交通は社会の縮図だと改めて思いました。
・実際に子育てをされていた先生方お二人、現在妊娠中のお母様の意見が聞くことができて良かったです。

参加した実際に子育て中の方が、子育て中の仲間同士では移動の大変さなどの話はすることはあっても、周りの人にすることはなかったという感想を良せてくださいましたが、当事者の課題を社会全体で共有していくことの大切さを改めて認識した次第です。

さて次回(6/14)第3回は、北川博巳さん(社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団福祉のまちづくり研究所主任研究員兼研究第一グループ長)を講師にお招きし、「元気でいきいき 高齢者の足 ~免許返還後の交通施策~」をテーマに開催予定です。

*詳しくはコチラ

まだ席に余裕があります。皆さまふるってご参加下さい。お待ちしています。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2014年6月12日3:19 PM

連続講座人にやさしい公共交通(5/31子育て、6/14高齢者と免許返納、7/5交通バリアフリーの到達点と課題)募集中!

無題

チラシ(PDF)人にやさしい公共交通

土曜の朝の連続講座♪
人にやさしい公共交通
~5月10日(土)開講~

*一部案内に第2回講座を5/24と広報していました。正しくは5/31の誤りですので訂正とお詫びいたします。
*第1回 実施報告 掲載しました。第2~4回も、ただ今、絶賛募集中です(5/23)

時間:午前10時~12時(全回とも)
場所:あおぞらビル会議室
参加費:各回500円
対象:交通や環境、福祉などの問題に関心のある人ならだれでも(市民向けの講座です)
各回:25人

みんな笑顔で暮らすための、バスや電車など
『公共交通』について、連続講座で考えませんか?

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第1回 5/10土
お金で買えない価値がある!?
人にやさしい公共交通 総論編

電車やバス等、みんなの足を確保するためにどんな工夫があるのか、実際の交通まちづくりの取組から、広く学びます。

講師:猪井博登さん
(大阪大学大学院工学研究科助教)

*実施報告はコチラ

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第2回 5/31土
子育てと移動環境 ベビーカーと交通安全

自家用車に頼らず外出できる環境づくりをテーマに学びます。公共交通でのベビーカー利用の問題に詳しい西本先生と土木や交通計画が専門の谷内先生の女性研究者によるお話です。

講師:西本由紀子さん
(神戸女子大学家政学部助手)
谷内久美子さん(日本学術振興会特別研究員/大阪大学)

託児はありませんが、お子さんを連れた人もぜひご参加下さい

*実施報告はコチラ

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第3回 6/14土
元気でいきいき 高齢者の足
~免許返還後の交通施策~

高齢者がいつまでも元気に活動できるためにどうすれば良いのか・・・免許返還後の交通施策を学びます。

講師:北川博巳さん
(社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団福祉のまちづくり研究所主任研究員兼研究第一グループ長)

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第4回 7/5土
交通バリアフリーの
到達点と課題

日本の交通バリアフリー政策を牽引してきた三星先生から、目指してきたこと、クリアできたこと、できなかったこと、をお話しいただきます。

講師:三星昭宏さん(近畿大学名誉教授)

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*申し込み方法 事前に ①名前 ②所属 ③電話番号 ④ファックスもしくは電話番号 ⑤参加回 を、事務局あおぞら財団までお知らせください。

会場  あおぞらビル3階 会議室 https://aozora.or.jp/accesscontact
住所 大阪市西淀川区千舟1-1-1 最寄駅 JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 ⑪出口よりスグ

主催 あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)  協力 道路環境市民塾運営委員会

連絡先事務局: あおぞら財団 担当 藤江、小平

〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階 TEL: 06-6475-8885  FAX: 06-6478-5885
E-mail: webmaster@aozora.or.jp  URL: http://www.aozora.or.jp/

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道路環境市民塾とは 道路・交通環境に関する政策づくりや各地域でのまちづくりを担う人材育成のための参加型の講座です。ワークショップを用いて、気づきや参加者同士の意見交換を重視した運営を行っています。2003年に開講し、その時々に応じた交通環境問題に関する様々な課題の学びの場をつくってきました。ボランティアによる運営委員で、企画・運営しています。
*道路環境市民塾 https://aozora.or.jp/katsudou/machi_dukuri/shiminjyuku

あおぞら財団環境フロンティア講座とは 環境問題を、様々な視点から深めていきたいという人を対象にした講座です。公害問題、参加とまちづくり、都市における“みどり“、原発事故とこれからのエネルギー、関西発の被災地応援ツアー、交通まちづくりなど、多岐に渡るテーマで、開催しています。
*環境フロンティア講座 https://aozora.or.jp/archives/category/frontier

Filed under: イベント案内,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 3:05 PM

公共交通って何?『人にやさしい公共交通』第1回開講

5月10日(日)、連続講座『人にやさしい公共交通』 がスタート、22人の参加者が集まりました。
第1回は総論編として大阪大学大学院工学研究科助の猪井博登先生にご講演頂きました。(企画運営:道路環境市民塾の企画運営)
*第8期環境フロンティア講座、第10期道路環境市民塾として開催しています。
*この事業は土木学会市民普請支援事業の助成をうけて運営しています。

P1380352

まずは第1回なのでどうして参加をしたのか出しあいました。公共交通は何なのか?日々の生活やの中で感じる解をもとめて参加している方が多いようです。

コピー ~ P1380340

猪井先生のお話は大きく2本立て。
まずは考え方の整理として、それぞれ地域の課題にあった交通を地域でつくっていくことの必要性を確認。
その上で、地域の住民からなる運行協議会でルート案、ダイヤ案、収支シュミレーションをつくった兵庫県西宮市生瀬地区の社会実験の事例をお話して頂きました。

詳しくは先生の発表資料をご覧下さい。 140510人にやさしい公共交通第1回コピー ~ P1380351

講演後はグループで議論し、発表。地域での悩みや公共交通などの意見が出ました。
地域のブランドは自治会がつくるという意見や、参加といっても生活に追われているという意見に対し、猪井先生からは会議に出るだけではなく様々な参加の形があるという紹介も。

P1380355

コピー ~ P1380373

終了後、書いてもらった受講生からの感想に対しても様々な意見が集まりましたので紹介します。

【受講生の感想】
■『公共交通』とは何か・・・
・公共という言葉でこのレベルの交通をはなすことは危険ではないか。地域の選択という側面が多いので「地域交通」が良い。
・公共の捉え方、住民参加の捉え方についてはそれぞれの人で異なっている。「共感を戦略的に」というのはまさしくそうだなぁと思った。
・バスの運営方法を「公」→「民」に切り替えることについての話がおもしろかった。海外は「公」主体が普通であり、成り立っていることにびっくりした。日本では大きい都市でも公営バスの大半の路線が赤字で黒字が赤字をカバーしているときいている。地方に新しく導入することも大変だが、見直し再構築していくこと、既存のものに市民が参画していくことも大変そう。事例があれば学びたい。
・公共交通については税金などの補助でおぎなっていくのが当たり前と思っていましたが、人口減=利用者減でむずかしくなっていることもあり、やはり採算がとれることが必要であることを学びました。
■市民がつくる交通
・交通を住民が作り上げる必要が出てきた背景がわかった。交通を作り上げるための手順がイメージできました。
・社会実験いろいろみてきましたが、一発で終わりが多かったのですが、持続性が大事というのがわかりました。
・バスの実験のことを事前に地域住民に周知させることで苦労されたことがあればききたかったです。運行スケジュールとか、ルートとか、皆に知ってもらって来てもらう為にはそれなりに労力が必要ではと思ったからです。
・市民自ら生活環境の1つとして交通を考えることの重要性を感じた。
■その他
・市民塾の雰囲気が良かった。
・分かりやすく説明してもらって良かった。
・公共交通『行政(やる気なし)、市民(問題意識なし)、利用者(弱者)金なし』社会全体として意思疎通するシステムがないのはなぜなのか。
■すすめ方について
・一方的な講師の話は理解が難しい。テーマを小分けにして第一クール10分(問題の投げかけ)、第2クール10分参加者の反応(意見)、第3クール20分(相互のやりとり)、これを繰り返すのが良いのでは。
・グループにわかれて話をしたが、自己紹介くらいで会話をする時間がとれなかった。

【今後の企画案について】
■地域交通について
・地域の成功事例とその詳細(問題解決の手段)
・事例から学ぶことも重要(自治会レベル)ニーズと解決策は個々に異なる。
・公共と個別がどう違うのか。
・市民、住民の議論の場
・「自治体が行う議会、説明会にみんなでききにいこう」というイベント
■交通についての考え方
・交通だけを考える→生活環境の1つとして考える。
■その他
・交通政策基本法
・大都市の交通についてのパークアンドライド

さて、2回目以降は各論編。

第2回5月31日(土)は『子育てと移動環境 ベビーカーと交通安全』、第3回 6/14土『元気でいきいき 高齢者の足 ~免許返還後の交通施策~』、第4回 7/5土『交通バリアフリーの到達点と課題』です。 詳しくはコチラ
皆さんのご参加お待ちしています。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2014年5月16日10:37 AM

『交通政策基本法成立はスタートライン ~これからどう動くか~』開催

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3月23日、『交通政策基本法成立はスタートライン~これからどう動くか~』をドーンセンターのセミナー室で開催。参加者25名が集まりました。
道路環境市民塾運営委員会の主催です。

道路環境市民塾では交通政策基本法の前身である『交通基本法』の勉強会を、2010年12月に辻元清美議員を招いて実施しています。  

同法は2011年3月8日には民主党政権下で法案が国会に提出されるも、3日後に東日本大震災が発生、翌年の衆議院の解散より廃案になった経緯があります。

昨年11月27日、大震災への対応等も加えられ参議院本会議で可決・成立したことを受け、今回勉強会を企画しました。

 

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まずは、国土交通省近畿運輸局企画観光部長の中村広樹氏より、『交通政策基本法の概要』をお話を頂きました。 

*法案等はこちら
*中村氏の発表資料 140323交通政策基本法勉強会(国交省)

続いて、加藤博和氏(名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻・准教授) のお話です。(HP

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『交通基本法』として法案が国会に提出されていた当時、『移動権』が記されており(2002、2006年提出時)、人の移動を保証する法律として注目されていました。
特に民主党・社民党は衆議院選挙でマニュフェストに交通基本法の一丁目一番地として『移動権』を盛り込んでいましたが、しかし時期尚早ということで2011年の法案提出時では、見送られているということです。
今回、東日本大震災を受けて大規模震災への対応等も入れられ、移動権の保証を目指したものではなく国の体制づくりを整理した法律ということで、可決にいたったとのことでした。
なお、第16条(日常生活等に必要不可欠な交通手段の確保等)が『移動権』かわる規定だそうです。

また同法では、
第9条に、地方公共団体(計画策定は義務付けは無し。ただし施策を策定し実施する責務があり、実施は自治体で国はそのサポート)
第11条に、国民等(主体的に取り組むよう努める・・・つまり自ら動く必要がある)
第10条に、交通関連事業者(交通施策への協力や情報提供が努力義務)
と三者の役割がそれぞれ書かれています。

三位一体で協力し、地域主導ですすめていくことがますます必要ということです。

その上で、地域主導で三者が協力してつくられてきたコミュニティバスの事例を紹介して下さいました。
水尾自治会バスや、加藤先生もかかわっている生活バスよっかいち等の事例です。

また、政府の役割として『交通政策基本計画』の閣議決定・実行が第15条で定められており、その議論が4月以降に始まるのでぜひ皆さんも声を届けようということでした。

「会議室での議論より、現場が大事」と話をまとめた加藤先生。歯切れのよい言葉でわかりやすくお話をして頂きました。

法律や制度で変わるというよりも、現場で悩んでいる人間が悩みに応じて制度を使ったり創っていく必要を感じたお話でした。

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*加藤先生の講演資料はコチラ

参加者の感想(一部)
・今後の視点を得る事ができた=計画をつくることより環境を作ることが重要。
・移動権を期待していたが、削除された。もし移動権があればどのように状況がかわるのか。
・「一所懸命の場」での民主的な討議ができるコミュニケーション能力の育成を小中高の学校教育でなんとかできないか、考えていきたいです。
・地域バス運行事業者選定にかかわったが、今日の話をきいて行政の認識不足、事業スキームの不十分さ、1社しか応募してこない施策そのものの問題点がわかった。担当者にも勉強しましょうと呼びかけたのだが、そのスタートラインのための整理ができました。

==========

なお、道路環境市民塾では『人にやさしい公共交通』として5月より講座を企画しています。詳しくはコチラ

また、こういった講座の企画・運営をする道路環境市民塾運営委員も募集しています。興味のある方は、ぜひご参加下さい。
(次回の会議は4月21日(月)午後6時30分~、場所はあおぞら財団です)

 

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2014年3月24日11:08 AM
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