エコミューズのポスター [回答編]
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みんなが注目する中、期待していた以上の仕上がりでポスターが出来上がってきました!あおぞらビルの外壁をぐるりと囲んで展示しているのですでにご覧になった方もいらっしゃるのでは?デザイナーさん3人3様の色が出た存在感あるポスター達がいつものビルの雰囲気をガラッと変えてくれています。
木村さんは工場と煙というモチーフを、これまでにはない色遣いでポップなイメージに。公害被害を伝え続けていくためにできたエコミューズの背景があらわれていて、エコミューズ館長もお気に入りです。
スタンレーさんのメインビジュアルは、なんとウチワ(公害運動時に制作されたもの。「公害患者の歌」の歌詞が書いてある)!突き抜けた明るさとインパクトでエコミューズの資料の幅広さを表現しています。
このポスターは特に目立つようです。車で通りすぎる人からも「遠くから見たら貝殻みたいに見えて、エコミューズって書いてあるし、ヴィーナスの誕生みたいなのかと思ったけど、よく見たらウチワでビックリした。笑」という楽しい意見もありました。
パクさんは「手渡したいのは青い空」という財団のメッセージを、繊細な色遣いとモチーフで水墨画のような世界に表現してくれました。財団理事長も納得のとっても綺麗な一枚です。
それぞれのポスターにファンがいるのが面白く、
来館者からも「1枚欲しい!」という嬉しい要望もあり、大好評です。
それにしても同じ日に同じ内容の説明をして、
これだけ様々な形で仕上がってくるなんて感激しました。
この3点はオープンしたてのエコミューズの心強いツールとなって大活躍してくれることでしょう。
9月末から始まる「アジアのグラフィックデザイン展」※に出品されるので
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
あおぞら財団としても賞があるならあげたい気持ちでいっぱいです。
こんなにステキなポスターを本当にありがとうございました!
※「アジアのグラフィックデザイン展」
2006年9月30日(土)〜10月15日(日) 大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室で開催。入場無料。大阪、プサン、上海、香港、ハンブルグのグラフィックデザイナー15人のポスター作品、計80点を展示。 実行委員会=大阪芸術大学、大阪市[ゆとりとみどり振興局]、大阪市教育委員会[近代美術館建設準備室]
★西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)のホームページはこちら