物流の現場をたどるツアー
道路環境市民塾 2006/8/26.27 参加者10名
あおぞら財団インターン 青木徹也 鳥取環境大学
普段食べている食品がどのような経路で私たちの元に届くのか?食べ物が食卓に届くまでの裏側を追及したい
という何気ない疑問で企画になった「大人の社会見学」
企画の内容としては、まず大阪府の中央卸市場に見学に行きました。
市場から私たちの食卓までの流れを勉強しました。
〜大阪府中央卸売市場〜
①管理棟
市場施設の維持管理。
②物流方法 なんで線路のあとが?
昔は汽車・電車の運搬が主流。現在はトラックによる道路運搬がほとんど。
現在この線路は使われていません。
③青果棟
野菜・果物について、業者さんと買出人が
取引するところ。写真はセリの様子です。
(卸売業者→仲卸業者)
④水産棟
魚介類など水産物を取引するところ。
⑤加工食品卸売場
加工食品卸売市場では一般の人も買い物ができます。
バスの中ではフードマイレージゲームを行いました。
フードマイレージとは、各食品の運搬にかかるCo2の量。
ゲームにより楽しみながら、
環境負荷と輸送距離の関係について勉強しました。
次に、市場に届く食品の経路をたどります。私たちが向かったのは兵庫県のおおや高原。
ここでは、9戸の農家と協力して有機野菜を作っています。
〜おおや高原〜
【講義】左から中島さん、金谷さん、前川さん
中島さん「おおや高原と有機農業の概要」
金谷さん「有機農業運動について」
【実習】〜肥料編〜
①おおや堆肥センター
牛糞を高熱発酵させて有機質肥料に。
②熟成
各農家で何日か熟成させます。
③ぼかし肥料
蟹の殻を混ぜ込んだ良質で安価な肥料に。
【実習】〜農作編〜
<前川班>
水菜の収穫 水菜の袋詰め
黙々と収穫しましたがプロには勝てず、 地元のおばちゃん達が手際よく詰めます。
目標の半分。
<金谷班>
農作業のお手伝い。どちらかというと邪魔をしたような…
肥料をまいて畑を耕しました。
有機堆肥を使った体においしいトマトです。
写真にはないですが、鮎の塩焼きやBBQなどのご馳走、お洒落で広々としたロッジ、そして温泉!!しかしただ遊ぶのではなく、社会勉強しながら、いろんな人と交流しながら、たくさんのモノを吸収してきました。
という濃い濃い2日間でした。次回は是非皆さんも参加してみて下さい。