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光化学スモッグ


あおぞら財団インターン 吉澤晴香 龍谷大学

前回(8月4日)、自転車マップ作成のために自転車に乗ってまちをまわっている時、途中で目が痛くなりました。…痛いというか、ヒリヒリして涙が出そうになる感じ。
これまで、光化学スモッグが出ている時に同じように目が痛くなることがあったので、「これはもしや光化学スモッグ??」くらいに思っていました。…でも、あの時のヒリヒリ感は今まで痛くなった時の中でも、結構きつかったですね。
後から聞くと、その日、私達がいた辺りでも光化学スモッグの注意報が発令されていたみたいでした。
ここで…
『光化学スモッグ』とは、
自動車や工場の排出ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素などは、太陽の紫外線で反応し、「光化学オキシダント」を生成します。
この「光化学オキシダント」は、窒素酸化物や炭化水素の大気中濃度が高く、紫外線の強いときに高濃度となり、白くモヤがかかったようになります。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。風が弱く、気温が高く、日差しが強い日に発生しやすい傾向にあります。
「光化学オキシダント」は高濃度になると人や植物などへ影響を及ぼし、人体への影響としては、
目がチカチカする
のどが痛い
呼吸が苦しい

と、いうことです。
(大阪府 エコギャラリー

そのことで、先日、大阪市都市環境局の方があおぞら財団に来られました。光化学スモッグについての現状や、行政がどんなっているふうに対応しているのかなど、いろいろな話が聞けましたが(例えば、今年は去年より注意報の発令回数が多くなっているらしいです!)、そこで一つ疑問に思ったことがありました。
光化学スモッグの原因については、まだわからないことが多いみたいなのですが、一般の私たちはあまり光化学スモッグのことを知らないですよね。注意報が出ているとしても、学校に札が出るくらいで、他の場所ではいつ出ているのかもあまり分からないし…。
目がヒリヒリするのは、洗えば痛みはひくということみたいですが…それでも被害ですよね、症状の現れ方も人によってはいろいろあるだろうし。
お話を聞いていると、(私の印象では、ですが、)最終的に「しばらく見てみないとちょっとまだわからないことですね。」という感じでした。では、それまで(もっと詳しく実態がわかるまで)は、これ以上はどうしようもないということ??と思ってしまいました。
原因はわからなくても、注意報が発令された時にもっと一般の人みんなに知らせるということが必要なのではないかと思います。みんなが利用する場所で、何か目印で知らせるとか…そういうことなら出来るのでは??と思いました。私は、市のこととかも、詳しいことは全然わからなくて言っているわけなのですが、注意報が出たときに、学校以外の場所に情報を発信する仕組みとか、「知る」きっかけがあれば。。と、思いました。


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