西淀川高校菜の花プロジェクト展開中です!!
あおぞら財団 インターン 奈良女子大学 小寺寛子
2007年8月27日 晴天◎ 13:30〜15:00
西淀川高校で菜の花プロジェクトのための畑の雑草刈りをしました!!
そもそも「菜の花プロジェクト」とはドイツで石油などの化石燃料に頼らずに、しかもCO2を出さない代替エネルギーとして、菜種油の燃料化計画として始まりました。
ドイツでは98年の時点ですでに菜種の作付け面積は100万ヘクタールにも達し、菜種油から精製した燃料をおくガソリンスタンドがドイツ全国に800ヶ所も設置されているという発展ぶりです。
日本でも菜の花プロジェクトが展開しており、西淀川高校でも環境教育・地域との関わりを目的に取り組みが進められています。
また、ここでは廃食用油の活用も検討しています。
総じて、菜の花・天ぷら油・バイオエネルギーで地域と学校を結び、人と自然を結ぼうというのです。
これらは、大阪経済大学や生協、あおぞら財団も参加する「ECOまちネットワーク・よどがわ」と連携しながら進めています。
ECOまちネットワーク・よどがわのHP
菜の花プロジェクトネットワークのHP
でも暑い日に草刈りは大変そう?
確かにそうかもしれませんが、皆さん結構楽しんでらっしゃいましたよ(笑)
この日集まったのは、西淀川高校から先生二名、生徒さん三名、大阪経済大学から先生二名、現代GP委員会から生徒さん二名で、我があおぞら財団からは職員一名とインターンの私が参加して総勢十一名になりました。
午後1時半に集合、皆さんお互いに気合いをいれています!
ただし熱中症にはご注意を…。
いよいよ作業開始です!
クワやスコップを手に果敢に立ち向かいます!
午後三時に終了。
こんなにキレイになりました。
最後に皆で集合写真をパチリ。
菜の花プロジェクトでは今後、環境の授業で、家庭で出る廃食用油の活用と菜種油のアピール運動を展開します。
生徒さんの手によって近隣の方々から廃食用油を回収しバイオディーゼルを生成します。
一方で菜の花は9月に種まき、来春に開花、搾油予定です。
こんなふうにして菜の花畑がどんどん広がって行き、菜種油の燃料が日本中、世界中で使われたらどんなに素敵なんだろう、と夢は広がります…。