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ブログカテゴリー » 環境学習

淀川親子ハゼ釣り大会2010


2010年10月16日(土曜日)
淀川親子ハゼ釣り大会2010を開催しました。
天気も良く、絶好の釣り日和となりました。

参加者は子ども51人大人18人 合計69人の参加者が集まりました。
スタッフ(大学生)10人あおぞら財団から2人です。
そして緑陰道路サロンから講師として
西口勲先生、天野憲一郎先生、撫坂博史先生に来て頂きました。

淀川の歴史と釣りのマナー、ハゼの釣り方の説明をうけた後
ハゼ釣りを開始しました。

ハゼ釣りの結果は、なんと60匹もつれました。1番釣ったグループは
かみの学童さんの13匹。
長さの1番はガールスカウトの18センチでした。

となりで釣りをしていた人が、つり上げたキビレチヌを学童保育所のみなさんにくださいました。淀川にはいろんな魚がいるんですね。

ハゼ釣りのあとは参加者全員で淀川のゴミを拾い集めました。
ハゼは綺麗な水に住む魚なので、淀川の水はきれいということなのですが、川には
まだたくさんのゴミが落ちていて、まだまだきれいにすることができるんだと思いました。

集めたごみです。あっという間にごみ袋11個分のごみが集まりました。

ごみ拾いの後はお待ちかねの昼食です。
釣ったハゼを天ぷらにして参加者にふるまいました。
たくさん釣れたので多くの人がその味を確かめられたのではないでしょうか。

今回のハゼ釣り大会も参加者みんが楽しそうで、
このイベントに参加できて本当によっかたと思っています。

近畿大学 中森洋介 中井智裕 記

◆今回参加した大学生の感想

同志社大学 長谷川 まや
今日は良いお天気の下、ハゼ釣り大会を開催することが出来ました。苦労した末、はぜを1匹釣ることができました。ハゼ釣りをした後、参加者で淀川のゴミ拾いをしました。予想以上にゴミが多くて、環境汚染が気になりました。釣ってすぐに揚げてもらったはぜの天ぷらは、とてもおいしかったです。

桃山学院大学 西村 友希
川に着いて最初は釣れるかどうか不安でしたが、子供たちがどんどん釣っていたので、はじめから結果を楽しみにしていました。自分でも最後に1匹釣れたので、満足です。
子どもたちもおいしそうに食べてくれて良い思い出を作れました。

京都府立大学 池田玲菜
以前、インターンシップのときに下見に来て実際に釣ったのですが、そのときは時期ではなかったのであまり釣れませんでした。
しかし、今日は多くの方が集って下さり、合計60匹ものハゼを釣る事ができました。天気の心配もなく、10月中旬なのに暑いくらいでした。
参加してくださったみなさんが楽しそうにしていたので、お手伝いしてよかったなと思いました。

近畿大学 岡松成美
淀川親子ハゼ釣り大会は9月初旬の下見にも参加していたので、今日の本番をとても楽しみにしていました。
ハゼがみんなで食べれるほど釣れるか少し心配でしたが、予想以上にたくさんの子どもが参加してくれたので、多くのハゼを釣ることができました。
自分たちが釣ったハゼをその場で食べることができて貴重な体験になりました。

近畿大学 中森洋介
ハゼが釣れるか不安でしたが、いろんなところから釣れた—という楽しそうな声が聞こえてきて良かったです。スタッフとして参加しているのを忘れるぐらい自分もハゼ釣りを楽しませていただきました。
そのあと参加者で淀川のゴミ拾いをして、なぜこんなものがここに捨てられているのかと思うようなモノが沢山あり驚かされました。

近畿大学 中井智裕
天気もよくたくさんの人が参加していたのですごく活気があるイベントになりました。子ども達はとも楽しそうで僕も見回ってる間に釣らせてもらい、1匹釣れたのでいい思い出になりました。
ただ川にはまだまだゴミが沢山おちていて、キレイになったとはいえまだゴミを捨てる人がいるんだなと思いました。

大阪経済大学 高原阿友美
今日は天気がよくてはぜ釣り大会には絶好の機会でした。去年が1匹しか釣れなかったそうですが今年は60匹と大漁でした。これからもはぜをはじめとする魚が淀川に棲めるよう淀川をキレイにしていきたいです。

桃山学院大学 田中育絵
久しぶりに、あおぞら財団の皆さんやインターン生との活動ができて楽しかったです。ハゼ釣りの下見に参加していないので、ハゼが釣れるか不安でしたが、私でもハゼが釣れて嬉しかったです。インターンシップ中でもたくさんのイベントに参加して感じたことは、地域の方達と一緒に活動することで、新しい出会いができ、環境保全に繋がる活動も出来て充実した時間を過ごせました。ありがとうございました。

大阪経済大学 小形 亮
スタッフとして参加させていただいたのですが、実際にハゼ釣りもさせていただき、大変充実した1日を過ごさせていただきました。ハゼの天ぷらも美味しかったです。ただ自分でハゼを釣ることができなかったのが残念です。





Filed under: にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010年10月16日4:08 PM

バイオディーゼル燃料で世界1周した山田周生氏が西淀川に!


10月13日、バイオディーゼルアドベンチャーの山田周生氏があおぞら財団に来ました。

バイオディーゼルアドベンチャーは、「バイオディーゼルをつくりながら地球を走るプロジェクト」

廃油をバイオディーゼルにする精製機を車に積んで、訪問先で廃油を集めて燃料にしながら走ります。
すでに世界1周を終えて、今は日本をまわっているということです。

バイオディーゼルアドベンチャー HPはこちら

精製機と山田氏。

これが、廃油を精製したバイオディーゼル燃料で世界1周した車です!

あおぞら財団からも廃油を提供しました。廃油を入れる森脇名誉理事長。

西淀川菜の花プロジェクトマスコットキャラクター「菜の子ちゃん」のステッカーも車に貼っていただきました!

みんなで集合写真。この日は、韓国のテレビ局がドキュメンタリー番組として取り上げるということで同行しており、我々も取材を受けました。

この後、山田氏一行は、テレビの取材も兼ねて、
喫茶サザンカへ廃油をもらいに行きました。
詳しくは、喫茶サザンカのブログを見てください。

(小平)




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年10月14日12:04 PM

矢倉探鳥会 10月の巻


10月2日土曜日、定例の矢倉海岸探鳥会。

朝9時半に阪神なんば線 福駅に集合。
10月らしく、天は高く、晴天。

10名強が参加し、ぶらぶらと、
大野川緑陰道路〜海岸(淀川?)沿いを、矢倉海岸まで歩いて、

鳥さがし。

大野川緑陰道路では、
さすがにセミの鳴き声は聞こえず。
こおろぎでしょうか、虫の声が聞こえます。

蚊は、まだまだ、ぶんぶん。

野鳥の会の皆さんは、
鳥の音をきき、種別を識別されているようです。

海岸沿い(淀川沿い)に出る頃には、
陽ざしがぎらぎら、夏を取り戻すかのような陽気。

水面には、サギや、カワウの姿が。

カワウは、餌を探してか、
水面ギリギリに、低空飛行。

生きる事に真剣なんだな、
生きるために生きている感じだなぁ、と思って、
みていると・・・・

汗だくのランナーが、隣を走りすぎます。
人間も、一生懸命です。

さて、
さらに、ぶらぶら歩みを進めると、合同製鉄所近くには、
カルガモの姿が。

なぜでしょうか。
カモのアヒル口をみると、親近感が。

上を見あげると、トビ。

人間たちの、<とんびが鷹を生む>なんて、罵詈雑言、
知らぬが仏か、悠々、旋回。

さらに上には、旅客機。
(鳥たちには、飛行機って、おなじ鳥に見えるかしら。)

とまれ、
矢倉緑地公園に到着です。

ピクニックを楽しむ、ご家族連れを横目に、
『鳥あわせ』。

本日、観察された野鳥、26種類、を確認し、
探鳥会は、終了です。

→ カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、
  キンクロハジロ、トビ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、キセキレイ、
  ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ノビタキ、キビタキ、
  シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、
  ハシボソガラス、ハシブトガラス

野鳥について、まったくもって!
知識も興味もないので、大丈夫かな???
と思いつつの参加でしたが、
そぞろ歩きに、よしなし事を考えつつ、楽しめました。

野鳥の会のみなさま、ありがとうございました。

 (本日のリーダー、野鳥の会・橋本さんも、
  当初は、まったく、「探鳥」の面白さは理解できなかった、とのこと。)

★次回、11月6日(土)の開催予定です★

⇒ あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

⇒ 日本野鳥の会大阪のHPはこちら
 
 (研修M)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年10月2日1:30 PM

西淀川区民祭


9月25日、西淀川区民祭が行われました。
西淀川高校が出展をするので、西淀川ESDのメンバーも協力をすることになり、西淀川高校、淀中学校、あおぞら財団の3団体20名以上のスタッフが集まりました。

出展内容は、廃食油回収と、綿菓子の配布、そして12月22日の廃油キャンドルをつかった「キャンドルナイト」で使う風防のイラスト描きの3つです。

綿菓子は子どもたちに大人気。長蛇の列ができました。高校生の綿菓子をつくる手も慣れたものですね。


キャンドルナイトの風防は、60枚集まりました。

平松市長にも、風防にメッセージを書いてもらいました。


廃油もポリタンク1本分(18)が集まりました。

(小平 記)




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年9月25日8:03 PM

菜の花プロジェクトin丹後ツアー


9月23日、菜の花プロジェクトの先進地、京丹後にツアーで行ってきました。
参加人数は31人。
小学生や中学生、高校生、大学生、そして中学校・高校・大学の教師の方、ガールスカウトの子どもたち・リーダーや菜の花プロジェクトにとりくむ団体の方など、年齢層や職業など、様々な人が集まりました。

菜の花プロジェクトとは地域の資源を地域で循環させようと試みたプロジェクトです。菜の花からとれる油や廃油回収で集まった油を使ってBDFというバスの燃料にしたりして新しい化石燃料を使わないことを目的にしたプロジェクトです。環境を守ろうという意識を持った人々が集まって各地で進められています。

菜の花プロジェクトに携わっている人々が別々の地域で活躍しています。このツアーで交流の場を持つことで、それぞれの地域の菜の花プロジェクトへの工夫や知恵をお互い共有して欲しいという思いでこのツアーは進められました。


出発は朝の8時20分
あいにくの雨でしたが、全員そろって貸切りバスで出発です。

バスの中では自己紹介タイムです。自己紹介カードにかかれた3つの質問に対して発表しました。ひとりひとり普段の活動やツアーへの意気込み・自分の「こだわり」を話ました。

質問1 いつもどんな活動をされていますか?
・菜の花プロジェクト廃油回収を行っている。(松原高校)
・地域緑化(菜の花プロジェクトみのお)
・募金活動をしている。(ガールスカウト)

質問2 今日のツアーへの意気込み
・京丹後の人たちとの交流を楽しみたい。(菜の花プロジェクトみのお)
・菜の花プロジェクトへの参加は初めてなので先輩たちにたくさんのことを教えてもらいたい。(せんぼく菜の花プロジェクト)
・いっぱい学びながら楽しみたいと思います。(淀中学校)

質問3 あなたの「こだわり」はありますか?
・こだわりのないことがこだわり。常に自然体でいること。(ガールスカウト)
・肥料作りの普及(菜の花プロジェクトみのお)
・みんなで楽しくやること。(大学生)

菜の花プロジェクトの知識を深めたい・地域活動に興味がある・今日のツアーをとにかく楽しみたいという意見を多く頂きました。

バス旅の末、京丹後に12時過ぎに到着です。ついたらまずは腹ごしらえです。京丹後の海の幸がたっぷりつまったお弁当を準備していただきました。参加者は隣に座った人たちとみんなで話をしながら、楽しそうに昼食をとっていました。


午後からは現地のエコネット丹後の活動紹介です。エコネット丹後の理事兼事務局長・味田佳子さんを中心に菜の花プロジェクトのしくみ・工夫を教えてもらいました。エコネット丹後の活動紹介のあと4つの班に分かれて、現地の方をまじえて、菜の花プロジェクトの情報や知識交換、どうしたら地域がよくなるのか意見を交換しあいました。

天ぷら油の回収保管倉庫やBDF燃料を実際に車に給油するところも見せていただきました。
自分たちが回収した油で車が動くという現場を改めてみると、菜の花プロジェクトへの意欲がわいてきました。

次はタケチャンファームへの見学です。
エコネット丹後の理事長・野木武さんに案内してもらいました。ここでは、搾油・菜の花畑の見学がメインでした。搾油は特別な機械を使って、油をしぼりとっていました。菜種からとれる油はすごく少なくて、その少なさに参加者は驚いていました。資源がうまれる現場をみると、資源が限りあるモノだと改めて感じとりました。
タケチャンファームでは、資源の再利用を行っています。旅館からカニガラや、カキのからを集め、粉砕して石灰の代わりに田畑の肥料にしています。その他にも、米ぬかや草・落ち葉など、自然のものはすべて肥料として活用しています。資源ごみは、決してごみではなく、大切な資源なのです。

たくさんの自然の中で子どもたちは、犬と遊んだり、イナゴをつかまえたりとイキイキと
走りまわっていました。大人の方々はタケちゃんのお酒の話に興味深深で「また来るぞ!(お酒のために)」とはりきっていました。
大人も子どもも自然の中では本当にイキイキしていました。

帰りのバスの中では参加者に振り返りシートを使って今日の感想や今後の決意表明を発表してもらいました。「廃油の回収量の多さに驚いた」という丹後での菜の花プロジェクトの進行具合に驚いた意見や「廃油回収に意欲的になった」・「地域をよくすることが環境をよくする」という今後の西淀川の改善策を見つけだした意見など発表しました。
でも一番多かった意見は今日このツアーに参加できてよかった、楽しかったという声でした。多くの交流をもててよかったです。参加したみなさん、ありがとうございました。


振り返りシートに書かれた感想・意見
質問1 今日のツアーで印象に残ったことはなんですか?
・エコネット丹後のみなさんの暖かさ(西淀川高校)
・廃油回収量の多さに驚いた。(菜の花プロジェクトみのお)
・BDFで動いている車を見たこと。(大学の講師)
質問2 今後挑戦してみたいことは何ですか?
・廃油回収を広げるためにマンション管理組合へ提案してみたい。(ガールスカウト)
・家でも菜の花を育てたい。(大学生)
・廃油石けんをつくりたい。(菜の花プロジェクトみのお)
質問3 ツアーへの意見
・バス旅行みたいで楽しかった。(大学生)
・もっと菜の花プロジェクトを広げていけたらいいなと思います。(ガールスカウト)
・今後も今日の参加団体と交流していきたい。(菜の花プロジェクトみのお)

感想

今回、このツアーに参加してゴミに関する意識が変わったように思います。タケちゃんファームの野木さんの話を聞いて「ゴミではなく資源ゴミだ。」という考えを教えてもらいました。「枯葉ひとつでも、そのまま捨ててしまってはゴミかもしれないが堆肥化すれば肥料になるんだ。」と野木さんがおっしゃっていて考え方ひとつで貴重な資源をゴミに変えてしまうのだと学びました。ひとりひとりがこの意識を持てるようよびかけていきたいです。

インターン実習生 大阪経済大学 高原阿友美 

◆参加したその他のインターン生の感想

エコネット丹後では「地域の資源は地域で循環」ということを目指して、身近なところから活動をされており、大変勉強になりました。タケチャンファームの野木さんが「これからも、しなければならないことはたくさんあるが、最後はやはり人と人とのつながりが大切である」とおっしゃっていたのが強く印象に残っています。
以前、エコネット丹後の職員の方が地元の小学校の環境講座で、菜の花プロジェクトについてのお話をされました。そのお話を聴いた小学生が保護者に廃油回収の話を伝えたことが広まり、後にその小学校が廃油回収の拠点になったということです。
一人ひとりの取り組みは小さくても、みんなで協力すれば大きな成果につながると思います。人とのつながりを大切にし、みんなできれいな環境をつくっていきたいです。

インターン実習生 同志社大学 長谷川まや 




Filed under: インターン生,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年9月24日5:30 PM
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