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「ぜん息医療費無料化をめざす」府民集会が行なわれました


2010年4月17日(土)14:00〜 前日までの雨の心配をよそに、
快晴の中「ぜん息医療費無料化をめざす」府民集会が行なわれました(261名参加)

主催はあおぞら財団も参加している「あおぞらプロジェクト大阪」です

—プログラム—

◆あおぞらプロジェクト代表のあいさつ
◆東京都のぜん息医療費無料制度についての報告と連帯のあいさつ
 (東京都の患者会のみなさん)
◆一昨年からあおぞらプロジェクト大阪が取り組んできたぜん息被害実態調査の報告
◆ぜん息患者さんのリレートーク
◆西淀川地域の活動報告と決意表明
◆大阪労連の活動報告と決意表明
◆あおぞらプロジェクト代表委員のあいさつ
◆行動提起
◆デモ行進

西淀川からはバスを2台出して参加しました(約70名)


東京ではぜん息の医療費無料化によって、
我慢せずに病院にかかることが出来るようになった、症状が楽になった、という喜びの声が
たくさん寄せられているそうで、大阪でも是非!!と決意新たになる報告でした。
またぜん息患者さんのリレートークでは、酸素がないと生きていけないので、食費を削っても酸素代にお金を回すしかない現状や、一人暮らしなので夜発作が起きたらどうしようと毎日不安でいることなど、日々抱えている不安や現状が寄せられました。

最後は体調の許す限りみんなで訴えようと、約1キロのデモ行進を行いました。

大阪でもぜん息の医療費無料化をめざしてこれから署名運動を拡げていく予定です。
みなさんご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月30日2:31 PM

楽しく菜種の袋詰め 〜あおぞら財団ボランティアの日〜


毎月第一金曜日は、あおぞら財団ボランティアの日です。

4月2日(金)のボランティア日は、配布用の菜種を袋詰めする作業をしました。
袋詰めした菜種は3000個以上!!
浅井さん、小坂さん、淀中学校の生徒会長山本さんが参加をしました。


作業中には、環境の話はもちろんのこと、野球の話、コーヒーの話・・・
色々な話に花が咲きました。

袋詰めした菜の花は、4月18日の緑の募金活動で配布する予定です。

参加者の小坂さんのブログでも紹介されています。
茂爺の日常と呟き
ぜひご覧下さい。




Filed under: ボランティア — aozorafoundation 公開日 2010年4月15日2:25 PM

新職員町中研修


 4月から、あおぞら財団で職員として働くことになりました、森井です。よろしくお願いします。
 4月2日、あおぞら財団のベテラン職員である上田さんに、西淀川の町を案内して頂きました。
 桜が咲き始めた緑陰道路を通り、国道43号線へ。きれいな川から、異臭を放つヘドロが流れる川へと変貌してしまった大野川の歴史と公害問題、その後の住民運動について学びました。
 43号線には、少しの間いただけですが、すぐに大型トラックの多さに気付きました。その排ガスの多さと振動の大きさは印象的でした。

 散策の途中あおぞら苑にもお邪魔しました。(あおぞら苑についてはコチラ
 テレビを見たり、お友達と話したり、ご自宅を訪問したのかと錯覚するくらいに、ゆっくりとした時間が流れていました。

 西淀川公害医療センターでは、公害被害がひどかった当時の、患者会と医師会のつながりについて説明を受けました。

 最後に池永邸内にお邪魔させていただきました。(池永邸についてはコチラ
 立派な庭園を維持するご苦労なども伺うことが出来ました。

 街中に残された歴史跡なども見ることができ、西淀川を少し身近に感じることが出来たと思います。これからは自分が西淀川の町を紹介できるようになりたいです。
(森井)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月7日4:24 PM

淀協新入職員研修を受け入れました


2010年4月1日(木)に財団法人淀川勤労者厚生協会(淀協)
新入職員研修の受入を行いました。

淀協とは、西淀川に密着した医療機関・施設のネットワークで、
安心して住み続けられるまちづくりをすすめられている団体です。

まず、財団職員の眞鍋麻衣子より西淀川公害についての説明と
あおぞら財団の紹介を行った後、公害患者さんの語り部である、
永野 千代子さんと和田 美頭子さんのお話を聞きました。

永野さんからは、家族がぜんそくになり裁判に参加する経緯や
ご自身も公害病に認定されたお話がありました。

話の締めくくりに「私たちはもう歳もとったし、やりたくても
できない。若い人たちが西淀川の空気をきれいにしてほしい」と
熱いメッセージをおくられました。

続いてお話をされた和田さんは、公害病から裁判にかけての
心情の変化を語られました。

公害病がひどくなるにつれて
「こんなことで死にたくない」と思っていたのが、
病気のしんどさ、つらさから
「こんなことで生きてられない。死にたい」
となげやりになっていったそうです。
しかし、裁判の運動に関わるうちに
「こんなことで死んでたまるか!」と
思うようになっていったそうです。

お二人のお話に対する質疑応答では、
「西淀川を離れようと思わなかったのか」との質問に
「ほかに行っても看てくれる医者はいない。ここでの治療が1番。
そして西淀川の空気をきれいにしたい」と答えれました。

次にあおぞら財団名誉理事長で、西淀川公害患者と家族の会会長である
森脇 君雄さんがお話をされました。

森脇さんは淀協の職員として病院建設に関わった経緯や西淀川の現状に
ついてお話されました。
約束として孫・子のためにきれいな空気を取り戻すことを熱く語られました。

公害と戦ってきた三人のお話は、公害が過去のものではなく今も続いていると
改めて感じました。そしてきれいな空気を取り戻していく意義を再認識しました。

(北中)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月2日5:35 PM

あおぞら財団会員のつどい2010を行いました


3月20日(土)15:30から
「あおぞら財団会員のつどい2010〜地域ですすめる環境学習〜」を行いました。
「会員のつどい」とは、
普段それぞれの分野・事業でみなさんと一緒に活動をしているあおぞら財団ですが、
その活動を、財団を支えてくださっている会員の方に知っていただこう!(もちろん会員ではない方々にも)
それから意見も色々出していただこう!と、一昨年から始めたもので、今回で3回目となります。

今回のつどいは、テーマを環境学習に絞って行ない、18名の方が参加されました。

(第1部)
第1部では環境学習の分野で財団と一緒に活動している方々に
それぞれの活動内容などなどについて発表していただきました

◆西淀川ESD(伊藤司さん:大阪市立佃中学校教諭)
◆子どもの参画べんきょう会(山本康子さん:ガールスカウト大阪支部26団)
◆フードマイレージ教材化研究会(平尾真理子さん:大阪市立川北小学校教諭)
◆緑陰道路サロン(西口勲さん:元大阪市立歌島中学校教諭
            天野憲一郎さん:大阪市立四貫島小学校教諭)
◆ECOまちネットワーク・よどがわ(一栁正義さん:ECOまちネットワーク・よどがわ会長)

ひとくちに「環境学習」といっても様々な活動があるんですね。

それから、あおぞら財団事務局長の藤江が、財団の活動全体について報告しました。
普段環境学習で関わる皆さんには新鮮な話だったかも?です。

(第2部)
第2部では、「みんなでやろう 地域ですすめる環境学習」と題して、
環境学習についてわかった事や思った事、提案や質問それから財団の活動全般に対しての意見などを出し合いました


−寄せられた意見−
◆緑陰道路サロン次回はぜひ参加したいです。
◆財団の1階が暗くて入りづらいので工夫が必要では。
◆子ども達向けに分かり易く環境学習をしているのが、とても良いと思いました。
◆廃油を持ってきた人にBDFがこんなものであり、こう動くという風に説明できる簡単なもの
 がないかな。
◆いろんな人が集まっていろんな知恵がある。人を呼び寄せる力が財団にはあるのかな?

−会員のつどいに参加しての感想−
◆1部の時間が少し短かったのでは。
◆毎回ちがったやり方で進められているので、毎年参加してもあきません。
 本年は地元で活動している皆様が話して頂けたので短かったけど、わかりやすかった
 です。
◆他の団体の方々のお話を聞くことができて、有意義な時間でした。
◆多様なメンバーでしたが、ここに地域の企業、店、地域の役員etcが入っていないなぁ〜と
 思いました。難問でしょうが財源とかも考えると、メンバーに入ってもらえれば・・・と!!
 継続発展していくことを願います。
◆初めての参加でつどいのようすがわかりました。
 今後も積極的に参加できればいいと思っています。

などなど、皆さんのおかげで、素敵な会員のつどいにすることができました。
今回得られた課題をまた皆さんと考えて、よりステップアップできればと思います。

参加された皆さん、それからメッセージを寄せていただいた皆さん、どうもありがとうございました。

(眞鍋)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年3月23日5:48 PM
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