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ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー2010


ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー2010
関西地区説明会

 6月17日、ヨーロッパを中心に世界の都市で広がりを見せる、車と環境、車と都市について考える祭典モビリティウィークの説明会を大阪で開きました。(24名の参加)カーフリーデージャパン主催、市民塾、あおぞら財団協力によるものです。

 モビリティーウィーク&カーフリーデーは、フランス、ラ・ロッシェルの「車のない日」に端を発し、2009年には世界2181都市で開催されました。
 9月16日から22日の一週間、大気汚染の問題を認識する、公共交通を推進し強化する、人や自転車の空間を優先する、地域の資産を再認識する、などのテーマ沿った催しが開かれます。最終日の22日は、自動車の交通に規制をかけ、都市の中心部に人、自転車、公共交通優先の空間をつくります。(カーフリーデー)
 この催しは、欧州委員会、各国のパートナー団体の承認を得ると、各都市で主催できます。日本では、現在9都市で開かれています。(春日部市、さいたま市、横浜市、逗子市、松本市、名古屋市、福井市、高松市、那覇市)

 

カーフリーデージャパンHP(http://www.cfdjapan.org/
カーフリーデージャパンブログ(http://blog.goo.ne.jp/cfdjapan/
(森井)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年6月18日11:22 AM

「ぜん息医療費無料化をめざす」府民集会が行なわれました


2010年4月17日(土)14:00〜 前日までの雨の心配をよそに、
快晴の中「ぜん息医療費無料化をめざす」府民集会が行なわれました(261名参加)

主催はあおぞら財団も参加している「あおぞらプロジェクト大阪」です

—プログラム—

◆あおぞらプロジェクト代表のあいさつ
◆東京都のぜん息医療費無料制度についての報告と連帯のあいさつ
 (東京都の患者会のみなさん)
◆一昨年からあおぞらプロジェクト大阪が取り組んできたぜん息被害実態調査の報告
◆ぜん息患者さんのリレートーク
◆西淀川地域の活動報告と決意表明
◆大阪労連の活動報告と決意表明
◆あおぞらプロジェクト代表委員のあいさつ
◆行動提起
◆デモ行進

西淀川からはバスを2台出して参加しました(約70名)


東京ではぜん息の医療費無料化によって、
我慢せずに病院にかかることが出来るようになった、症状が楽になった、という喜びの声が
たくさん寄せられているそうで、大阪でも是非!!と決意新たになる報告でした。
またぜん息患者さんのリレートークでは、酸素がないと生きていけないので、食費を削っても酸素代にお金を回すしかない現状や、一人暮らしなので夜発作が起きたらどうしようと毎日不安でいることなど、日々抱えている不安や現状が寄せられました。

最後は体調の許す限りみんなで訴えようと、約1キロのデモ行進を行いました。

大阪でもぜん息の医療費無料化をめざしてこれから署名運動を拡げていく予定です。
みなさんご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月30日2:31 PM

楽しく菜種の袋詰め 〜あおぞら財団ボランティアの日〜


毎月第一金曜日は、あおぞら財団ボランティアの日です。

4月2日(金)のボランティア日は、配布用の菜種を袋詰めする作業をしました。
袋詰めした菜種は3000個以上!!
浅井さん、小坂さん、淀中学校の生徒会長山本さんが参加をしました。


作業中には、環境の話はもちろんのこと、野球の話、コーヒーの話・・・
色々な話に花が咲きました。

袋詰めした菜の花は、4月18日の緑の募金活動で配布する予定です。

参加者の小坂さんのブログでも紹介されています。
茂爺の日常と呟き
ぜひご覧下さい。




Filed under: ボランティア — aozorafoundation 公開日 2010年4月15日2:25 PM

新職員町中研修


 4月から、あおぞら財団で職員として働くことになりました、森井です。よろしくお願いします。
 4月2日、あおぞら財団のベテラン職員である上田さんに、西淀川の町を案内して頂きました。
 桜が咲き始めた緑陰道路を通り、国道43号線へ。きれいな川から、異臭を放つヘドロが流れる川へと変貌してしまった大野川の歴史と公害問題、その後の住民運動について学びました。
 43号線には、少しの間いただけですが、すぐに大型トラックの多さに気付きました。その排ガスの多さと振動の大きさは印象的でした。

 散策の途中あおぞら苑にもお邪魔しました。(あおぞら苑についてはコチラ
 テレビを見たり、お友達と話したり、ご自宅を訪問したのかと錯覚するくらいに、ゆっくりとした時間が流れていました。

 西淀川公害医療センターでは、公害被害がひどかった当時の、患者会と医師会のつながりについて説明を受けました。

 最後に池永邸内にお邪魔させていただきました。(池永邸についてはコチラ
 立派な庭園を維持するご苦労なども伺うことが出来ました。

 街中に残された歴史跡なども見ることができ、西淀川を少し身近に感じることが出来たと思います。これからは自分が西淀川の町を紹介できるようになりたいです。
(森井)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月7日4:24 PM

淀協新入職員研修を受け入れました


2010年4月1日(木)に財団法人淀川勤労者厚生協会(淀協)
新入職員研修の受入を行いました。

淀協とは、西淀川に密着した医療機関・施設のネットワークで、
安心して住み続けられるまちづくりをすすめられている団体です。

まず、財団職員の眞鍋麻衣子より西淀川公害についての説明と
あおぞら財団の紹介を行った後、公害患者さんの語り部である、
永野 千代子さんと和田 美頭子さんのお話を聞きました。

永野さんからは、家族がぜんそくになり裁判に参加する経緯や
ご自身も公害病に認定されたお話がありました。

話の締めくくりに「私たちはもう歳もとったし、やりたくても
できない。若い人たちが西淀川の空気をきれいにしてほしい」と
熱いメッセージをおくられました。

続いてお話をされた和田さんは、公害病から裁判にかけての
心情の変化を語られました。

公害病がひどくなるにつれて
「こんなことで死にたくない」と思っていたのが、
病気のしんどさ、つらさから
「こんなことで生きてられない。死にたい」
となげやりになっていったそうです。
しかし、裁判の運動に関わるうちに
「こんなことで死んでたまるか!」と
思うようになっていったそうです。

お二人のお話に対する質疑応答では、
「西淀川を離れようと思わなかったのか」との質問に
「ほかに行っても看てくれる医者はいない。ここでの治療が1番。
そして西淀川の空気をきれいにしたい」と答えれました。

次にあおぞら財団名誉理事長で、西淀川公害患者と家族の会会長である
森脇 君雄さんがお話をされました。

森脇さんは淀協の職員として病院建設に関わった経緯や西淀川の現状に
ついてお話されました。
約束として孫・子のためにきれいな空気を取り戻すことを熱く語られました。

公害と戦ってきた三人のお話は、公害が過去のものではなく今も続いていると
改めて感じました。そしてきれいな空気を取り戻していく意義を再認識しました。

(北中)




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010年4月2日5:35 PM
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