2月3日(日)、冬の探鳥会を開催しました。参加者は、11人でした。
まずは大野川緑陰道路を歩きます。
西淀川区の花「サザンカ」にメジロがとまり蜜を吸っていました。
ツーピーツーピーと、シジュウカラが2~3羽、
鳴きながら樹木の葉の中を飛び回っていました。
シジュウカラは樹木のウロ等に巣をつくります。
木の幹にとまり、家探しをしているのでしょうか。
これから春に向けてシジュウカラの産卵、子育てのシーズンです。
大野川緑陰道路は、シジュウカラが営巣しています。
今年もカップルがたくさん成立するといいですね。
淀川河口に出ると、越冬のためにやって来たカモたちが護岸の石積みの上にたまっていました。
左はヒドリガモ(オス)、右はホシハジロ(オス)です。両方とも、赤茶の頭にグレーの背中と羽色が似ています。
ホシハジロは、潜水が上手。水にもぐって小魚等をとりエサにします。
ヒドリガモは草食のカモで陸の上でもよく歩き回っています。
淀川の河川敷では、ヒドリガモの群れが陸で歩き回っている様子も観察できますよ。
ヒドリガモたち、陸の上でエサを探しているのでしょうか。
ヒドリガモももちろん泳ぎますが、水の中に潜るのは上半身だけ。よくお尻だけ水面から出して水草などを食べています。
オカヨシガモ(オス)。華やかな色合いが多いオスのカモの中で、穏やかな色合いの羽色が特徴です。
キンクロハジロ(オス)。白と黒のツートンカラーと黄色の目、写真ではわかりにくいですが、頭の後ろに羽飾り(冠羽)がついているのが特徴です。
カルガモ。このカモは一年中みることができます(留鳥)。
冬の淀川はたくさんの種類のカモが見られますが、たまに種類がはっきりわからないカモもいます。
今回の探鳥会で見かけたこのカモもその1羽。
野鳥の会の方のお話では、交雑種の幼鳥でスズガモの血が入っているのでは?ということでした。
オオバン。カモの仲間ではなく、クイナの仲間です。カモよりも一回り小さく、赤い目をしています。
カンムリカイツブリ。頭の飾りと、カモよりも二回りくらい大きな体が特徴です。カイツブリの仲間です。
観察種数 29種
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト
次回 2019年4月20日(土)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30 矢倉緑地公園
愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。
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記 ボランティアN