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楽らく呼吸会(姫島診療所)でぜん息・COPDの治療薬についてお話をききました(3/16)

2018年3月16日(金)、姫島診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は「ぜん息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)のお薬」ということで、そよかぜ薬局の薬剤師の船木先生をお招きしてお話を聞きました。参加者は7人(内、患者さん4人(家族の方を含む)、薬剤師1人、スタッフ1人、オブザーバー1人)でした。

ぜん息・COPDのそれぞれのお薬の特徴や、吸入ステロイド薬の正しい吸入の仕方などについて学びました。

ぜん息とCOPDはいずれも呼吸に問題が生じる病気です。ぜん息が夜間、早朝の呼吸困難があり、安静にしていても急に咳や痰、息苦しさの症状が悪化するのに対して、COPDは慢性の咳、呼吸困難があり、安静にしていると大丈夫だが動くと息切れ症状が悪化するという特徴があります。

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■吸入ステロイド薬について

ぜん息・COPDの治療の中心になるのは吸入ステロイド薬です。吸入ステロイド薬は、口から吸いこみ気管支や肺に作用させる薬で、使用量も少ないため、全身への影響はほとんどありません。副作用としては口腔カンジダ症や声枯れがあり、予防のために吸入後にしっかりうがいをすることが大事です。

吸入薬には、薬が霧になって出てくる定量噴霧式吸入器とドライパウダー吸入器があります。定量噴霧式吸入器は「ゆっくり、深く」3秒くらいかけて吸い込むのに対して、ドライパウダー吸入器は「早く、強く」吸い込む必要があります。

お話のあと、吸入ステロイド薬の練習機で、正しく吸入できているか確認してみました。

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■正しい薬とのつきあい方

薬を飲むタイミングとして、食後、食間、食前とお薬に書かれていますが、それがどのくらいのタイミングかを教えてもらいました。食後は食事の後30分以内、食間は食事から2時間ほど空けた空腹時、食前は食事の前の60~30分前です。参加者の方から「食間は食事の最中なのかと思っていた!」と驚きの声があがりました。

また、飲み薬を飲むときには、コップ1杯の水で飲むことが大事です。お水なしで飲むと、薬がのどや食道にひっかかって炎症を起こすこともあります。アルコールやお茶、ジュースで飲むと飲み物に含まれる成分との相互作用で薬の効果が変わったり副作用をおこしたりするので、必ずお水でのみましょう。

■質問タイム

最後は質疑応答を行いました。吸入するのに一番良い時間は特にないらしく、忘れにくい時間を決めましょうとのことでした。また、吸入し忘れてしまった時は、気づいた時にすぐに吸入しましょう、次の吸入辞典が近い場合は1回分抜きましょうとのことでした。

また、参加者の方から「吸い終わった後の吸入器をどうやって捨てたらよいか困る」との質問がありました。使用後の吸入器は、各自治体の分別方法に従って一般ごみとして捨ててよいそうですが、不安な場合は薬局や病院に持っていけば引き取ってくださるそうです。

最後に、「どのお薬にも副作用がありますし、新しいお薬もどんどん開発されています。お薬も、お医者さん任せにするのではなく、患者さん自身が主体的にお医者さんと相談しながら自分に合ったお薬を服用することが大事です。何か困ったことがあったらご相談ください」とお話があり、閉会になりました。

参考:環境再生保全機構「セルフケアのためのぜん息、COPDのおもな治療薬」

■次回予定~問い合わせはあおぞら財団まで~
楽らく呼吸会は、患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうという会です。

少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで、楽らく呼吸会にご参加ください!

・第47 回 COPD、自己管理 (講師:理学療法士)
4 月13 日(金) 14:00 ~ 15:30  のざと診療所

2018年度の予定はこちらをご覧ください→2018年度の楽らく呼吸会の予定

今までの楽らく呼吸会の様子はこちらから→楽らく呼吸会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

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